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【参加】台湾研究フォーラム関西主催「第15回 日本と台湾を考える集い」
【主催】台湾研究フォーラム関西 http://taiwankenkyuforumkansai.blogspot.com/
【開会】13:30~
【報告】五大都市選の映像と画像
【講演】14:10~「台湾五市長選挙と今後の展望(90分)」
講師 伊原吉之助 帝塚山大学 名誉教授
【意見交換】15:55~
伊原吉之助 名誉教授は欧米・日本・中国・台湾社会思想史の碩学。著作『台灣の政治改革年表・覚書』は資料的価値の高い労作として知られる。
「台灣のなかに日本の運命をみて、日本のなかに台灣の運命をみる」と語る伊原吉之助先生
五大都市選について精緻な分析をなされました。 ↑ 自由時報(11月28日号)
講演の後半、民主進歩党の成立状況を論述して80年代に米国による独裁体制(フィリピン・韓国・中南米等)における民主化支援の一環として台湾もその対象となり、危機感を抱いた中国国民党が民主主義を演出して台湾での体制延命の為に党外人士による民進党結党を促した側面も指摘。「中華民国体制」内での選挙で有る事の限界をも述べられておられました。
また、日本が台湾の前途に対し冷淡過ぎる事。旧宗主国 日本には台湾に対して配慮すべき義務がある事、台湾に限らず東アジアの安定にもっと配慮すべきではないかという事も仰られていました。「利己主義が身を滅ぼすように、国際関係も国益追求だけでは不足している。共存共栄の立場で発言すべき」だと。
【講演の中から】
国際連合(United Nations)の国連憲章(1945年6月26日調印、1945年10月24日に発効)第5章第23条は安全保障理事会の常任理事国を規定しているが、その条文内では現在も「中華民国」が生きている。
1. 安全保障理事会は、15の国際連合加盟国で構成する。中華民国(The Republic of China)、フランス、ソヴィエト社会主義共和国連邦、グレート・ブリテン及び北部アイルランド連合王国及びアメリカ合衆国は、安全保障理事会の常任理事国となる。
【講演の内容から】
伊原先生「大陸で建国された中華民国と、台湾に“遷都した中華民国”は異なる存在である。国共内戦で中国共産党に敗れた中国国民党は、遷都と称し(当時まだ日本領であった)台湾に敗走。臨時首都を台北に移した蔣氏政権は「中華民国在台湾」を称する亡命政権と化した(1)。そして大陸でつくられた中華民国憲法を台湾においてそのまま継承させた蔣氏政権下では、清朝~中華民国支配を忌避しロシアの援助で独立を果たしたモンゴル国~モンゴル人民共和国を「外蒙古」とみなして独立自体を認めていなかった。2002年、陳水扁政権が実質的にモンゴル独立を認めるまで、同国は中華民国領であるという虚構が公式見解であったのである。なお内蒙古と呼ばれる南モンゴル地域は1947年に中華人民共和国内モンゴル自治区として併合されてしまう。
(1)来年(2011)は辛亥革命100周年であり、馬政権の下で「建国100周年」を祝う「中華民国」。しかし同国は1949年10月の時点で滅亡、38年間の歴史に幕を閉じる。これが歴史的事実である。
今年3月に発表された「中華民国」建国100年のロゴ。
『中華民国 精彩一百(中華民国の素晴らしい百年)』とあるが「建国」の文字は無い。台湾を中華人民共和国の一部と繰り返す中国共産党に配慮した、との風説有り。なお中華民国を歴史用語として理解している台湾人は、中華民国を読みが似ている「中華冥國」と揶揄表現しているようです。
【参考】中華民國建國一百年慶祝活動籌備委員會 http://100.president.gov.tw/
(偽史としての現象を観察するには興味深い)
〇また選挙戦の特筆すべき点として、台中市の民進党候補 蘇嘉全氏の予想外の善戦、そして民進党候補・元民進党候補・国民党候補の三つ巴の選挙戦となった高雄市で圧勝した陳菊候補の勝因を解説されまし。
北部での民進党勝利の為、蔡英文候補を台北市に、蘇貞昌候補を新北市で出馬すべきではなかったかという御意見には納得させられました。なお敗北したにもかかわらず、蔡英文氏が新北市という農村圏で予想外の健闘を果たしたことにも言及、台灣政界について大変勉強になりました。
16時40分から行われた、お楽しみ抽選会。蔡英文民進党主席グッズ・蘇貞昌元首相携帯ストラップ・飛輪海(フェイルンハイ)ポスターなど、今回もいろいろな台湾グッズを頂きました。感謝!
その後、17時頃から近くの居酒屋で伊原先生を交えて忘年会となりました。この席では、先生が講演中に言及されていた「建国党の挫折」に関して、そして「台湾治安維持事件」と「台湾民政府の動向」に関する伊原先生の御意見を拝聴しました。台湾に対する深い知識、鋭い観察力と明晰な洞察力。そして何より日台の共栄とその前途を憂い想われている伊原吉之助先生。謦咳に接する事が出来、とても有難い一日となりました。
印象的だった在日台湾人
本日知り合った20代の台湾人留学生。御本人が語るには日本に留学した理由を「不純な動機だった。祖父が遺した“日本語で書かれた日記”これを読解してみたかったから」と話されました。しかし三年間の留学で日本語をマスターした彼女がその日記を再び開く事はなかったそうです。
日本語を読める今、日本人だった祖父の思い出をそっとしておきたいと思い直したそうです。
【お薦めリンク先】
21世紀日本アジア協会 伊原吉之助教授の読書室
http://www.jas21.com/athenaeum/profile.htm
【歴史捏造を糺す会】12.11 民主党独裁政権による国家破壊を許すな!
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No! 民主党
Good bye! 菅直人政権
【日時】平成22年12月11日(土)14:00~15:30
【場所】神戸・三宮センター街 東側入口前
【主催】歴史捏造を糺す会
【協賛】きなの会 ・チーム関西
【撮影】HOTJAY55
(1/3) 民主党独裁政権による国家破壊を許すな!
(2/3) 民主党独裁政権による国家破壊を許すな!
12月10日(金)産経新聞朝刊 大阪市内版7面
(下)中国の胡錦濤国家主席(右)と台湾の連戦・中国国民党名誉主席(北京、平成18年4月16日)
【孔子平和賞】台湾メディアが連戦中国国民党名誉主席の受賞拒否について質すと、選評委員会の譚長流委員長(北京師範大博士)は「拒絶等出来ない…」としどろもどろに。同氏に正式に通知すらしていないことも明らかになり、最後は無関係の少女にトロフィーを渡してお茶を濁した、との事です。
(3/3) 民主党独裁政権による国家破壊を許すな!
【主催者説明】
打倒!民主党で引き続き、糾弾して参ります。
糾弾事項は、次から次へと提供されますがこれは、国としては大変憂慮すべきことです。
一人でも多くの国民に、この憂慮すべき事態を認識していただくために活動を続けて参ります。
御参加の皆様 天候が優れない中での行動、御疲れ様でした。
【頑張れ日本】12.5「中国による尖閣諸島侵略阻止!」デモin神戸[桜H22/12/9]
チャンネル桜配信の12月5日(土)の神戸デモの動画です。
今回の1,000名超が参加(主催者発表)した神戸デモ。これを報じた既存の大手メディア(新聞・テレビ)は残念ながら有りませんでした。
【頑張れ日本!】「12.5中国による尖閣諸島侵略阻止デモ in 神戸」決行
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「抗議 中国共産党覇権主義、反朝鮮労働党、打倒民主党政権のシュプレヒコールが師走の神戸市内にこだまする。
【日本新潮流「加油日本!全國行動委員會」反中國示威遊行 in 神戶】
現在、日本人は中国共産党の覇権主義・横暴さに非常に反感を感じています。日本人は虚構の「日中友好」の真実を見抜きました。中国は何度も日本を恐喝した。そして中国は日本国沖縄県で侵略を始めました。一般日本国民は激怒しています。彼らは日本右翼ではありません。日本人は中国共産党を絶対に恐れない。日本と台灣は協力して中国の覇権主義から祖国を護らなければいけません。
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【行程】三宮東遊園地公園(東側) → 神戸市役所 → JR三宮駅南側 → 神戸大丸北側 → 神戸市役所 → 三宮東遊園地公園(南側)
本日の神戸デモ、途中参加者も含めた実勢参加者数は7~800名位でしょうか。示威行進は六つの梯団に分かれて行われました。
尖閣諸島海域での中国側の騒擾行為とは、中国共産党による沖縄侵略行為である事を認識するべきだ。そしてまた我々日本人は中国共産党による人権侵害行為と、我が国領土に対する侵略行為を強く非難する義務がある。 ECFA調印をはじめとする傾中政策を深化させる中国国民党政権。それと共に台湾の民主主義は後退を加速させている。また馬英九総統は「一つの中国を容認し、いずれは統一」を指導原理として容共路線を直走る。まさに中国共産党傀儡である。これを日本に置き換えると、中国に対する異常な屈従外交を取り続ける民主党政権。実に馬英九政権に酷似している。両者に共通するキーワードは正真正銘 売国政権であるという事だ。
【動画】⑤12.5 中国による尖閣諸島侵略阻止デモ in 神戸-日章旗&台湾独立旗-
デモ参加者の方が持参された約70年前の日章旗。「挺身撃破」とある。
比レイテ島戦(昭和19年10月20日-昭和20年8月15日)に従軍された御父上がおられるというお話でした。「ぜひblogで世間に伝えて下さい」と仰られていました。大東亜戦争に従軍された日本軍人。その血縁の方達が今回のデモに参加された意味を皆様はどうお考えになりますか。
12月5日(星期日)15點,日本國兵庫縣神戶市「三宮東遊園地公園」。友台日本人們、紀念攝影。 全體人員,是日本人。
「日本人が台灣を応援している事を伝えましょう」と呼び掛けたところ参集下さった心優しき日本人達。
↑全員日本国民
いうまでもなく日本人は台湾を好きな人が多い。しかし台灣に於いて「中華民国体制」を護持せんとする中国国民党の本質と歴史については詳しくないように思える。だから私達は実情を伝えたい。
台灣獨立建國萬歲!日本人希望台灣獨立建國,斷然阻止台灣的中國化!
【告知】関西第二弾「中国による尖閣諸島侵略阻止」デモ in 神戸
【兵庫県神戸市】 「中国による尖閣諸島侵略阻止」デモ in 神戸
神戸ルミナリエが 12/2(木)から始まりました。デモ参加者増加予測、ルミナリエの影響からデモコースが一部変更となりました。
日本を救うのは我々国民一人ひとりという事、我々一人一人の行動が真に強い日本を作っていくのだという事を肝に銘じたいと思います、神戸から大きな声を挙げましょう!
【日時】平成22年12月5日(日) 13時30分~15時00分
【場所】神戸三宮東遊園地公園(東側)
JR「三宮」駅からフラワーロードを南へ(神戸市役所の南側)
【集合】13時00分
【出発】13時30分 デモ行進出発
三宮東遊園地公園(東側) → 神戸市役所 → JR三宮駅南側 → 神戸大丸北側 → 神戸市役所 → 三宮東遊園地公園(東側)
【終了】15時00分(予定)
※ お手伝いいただける方は12時30分頃までにご参集ください。
【注意点】プラカードの持参は自由ですが、民族差別的な表現のものは禁止です。拡声器の持ち込みは御遠慮下さい。
【主催】頑張れ日本!全国行動委員会・兵庫県有志の会http://www.ganbare-nippon.net/
【協賛】チャンネル桜を支える会兵庫
【連絡先】 秦(はた)様 TEL 090-5901-8252 MAIL hatashika@tea.ocn.ne.jp
こちらのチラシは國民新聞 様が制作された意見記事です。来日する中国人観光客へ日本の尖閣諸島領有に関する立場、中国の民主化を訴える内容となっています。
國民新聞公式ホームページ
http://www.kokuminshimbun.com/
【 備考 】日章旗大歓迎・台湾旗・チベット旗・東トルキスタン旗・南モンゴル旗の持ち込みは可。旭日旗は不可です。
Ilha Formosa!
Ilha formosa~♪
Taiwan will touch your heart ~♪
Let’s go to Taiwan!
【紹介】ふたつの動画
日本人の魂に叫んだ 〜10.2 10.16 尖閣反中デモとは何であるか〜
戦後最大規模のデモ「 私たちは少数派じゃない」 尖閣反中デモ ♪ Cocco
両動画とも、cavefilmという方がyoutubeに投稿されているものです。胸を打つのです。最初の動画のBGMはRADWIMPSの『祈跡』、ふたつめはCocco『焼け野が原』。
最初の動画2:06~で教育勅語を諳んじている男性には今年2.28追悼記念式典でお会いしました。断片的な動画ではあります。ただ日本に対する熱烈な想いがあまりに印象的でした。式典ステージに登壇の為、時間に余裕が無くてゆっくりとお話する事が出来ませんでした。出来る事ならばもう一度お会いしたいです。
【資料動画】日本放送協会(NHK) 『JAPANデビュー第1回「アジアの“一等国”」』放送から一年が経ちました。 http://ilha-formosa.org/?p=1396
【記録】台灣五大都市選挙
【台湾の声】
台湾で5大都市(台北、新北、台中、台南、高雄)の市長(都・府知事に相当)及び市議会議員の選挙の投開票が11月27日に行われた。
市長選挙の結果は、政府与党の中国国民党(国民党)が台北、新北、台中で逃げ切り、台湾南部の台南、高雄では民主進歩党(民進党)が圧勝した。市長ポストは両党現状維持となったが、全体の得票率では民進党が国民党を上回った。また、市議会議員選挙については、民進党が議席を大きく増やし、合計当選議席数で国民党と並んだ。
民進党は快勝とはいかなかったが、台湾の人口の6割を占める5大都市で国民党の得票率を上回り、党勢回復を印象づける結果を残したといえる。
(11/27 台湾中央選挙委員会開票速報より)
【台北市】
台北市長
55.6%◎ 郝龍斌(国) 79万7865票
43.8% 蘇貞昌(民) 62万8129票
台北市議員 当選議席数(62)
31(44.9%) 中国国民党
23(36.4%) 民主進歩党
3( 5.2%) 新党
2( 4.6%) 親民党
1( 2.6%) 台湾団結連盟
2( 5.1%) 無所属
【新北市】
新北市長
52.6%◎ 朱立倫(国) 111万5536票
47.4% 蔡英文(民) 100万4900票
新北市議員 当選議席数(66)
30(39.7%) 中国国民党
28(34.6%) 民主進歩党
8(20.8%) 無所属
【台中市】
台中市長
51.1%◎ 胡志強(国) 73万0284票
48.9% 蘇嘉全(民) 69万8358票
台中市議員 当選議席数(63)
27(37.6%) 中国国民党
24(32.6%) 民主進歩党
1( 1.7%) 台湾団結連盟
1( 0.7%) 親民党
10(27.4%) 無所属
【台南市】
台南市長
60.4%◎ 頼清徳(民) 61万9897票
39.6% 郭添財(国) 40万6196票
台南市議員 当選議席数(57)
27(37.0%) 民主進歩党
13(28.3%) 中国国民党
17(33.6%) 無所属
【高雄市】
高雄市長
52.8%◎ 陳菊(民) 82万1089票
26.7% 楊秋興(無) 41万4950票
20.5% 黄昭順(国) 31万9171票
高雄市議員 当選議席数(66)
29(39.1%) 中国国民党
28(36.7%) 民主進歩党
1( 2.0%) 親民党
8(20.4%) 無所属
【合計】
市長
3(44.5%) 中国国民党
2(49.9%) 民主進歩党
0( 5.6%) 無所属
市議会議員
130(38.6%) 中国国民党
130(35.3%) 民主進歩党
4( 2.0%) 親民党
3( 1.2%) 新党
2( 1.7%) 台湾団結連盟
45(20.7%) 無所属
今回の台灣五大都市選挙の結果を受け選挙戦についての講演会が大阪で行われるそうです。講師は台灣政治史を研究されている伊原吉之助先生。
第15回 日本と台湾を考える集い(関西)
講演 「台湾5市長選挙結果と今後の展望」
講師 帝塚山大学名誉教授 伊原吉之助氏
11月27日の台湾5市長選挙は台北市、新北市及び台中市が中国国民党、台南市と高雄市が民進党の勝利という現状維持に終りました。
しかし、得票率では国民党の44.54%に対し、民進党が49.87%と民進党が40万表上回るとともに、民進党は市議会議員数を130議席と大幅に伸ばし、国民党に並び、民進党の復調が明らかとなりました。
伊原吉之助先生は長年台湾政治を研究され造詣が深く、今回の選挙戦も現地で視察・調査されました。
この結果をふまえ、来年末の立法院選挙、それに続く12年総統選挙への展望と日本を含む東アジア政治への影響についてお話いただきます。
なお、講演に先立ち、5市長選挙視察のため同じく訪台した事務局からも画像等により選挙戦の雰囲気をご紹介いたします。
また、恒例のお楽しみ抽選の景品には、従来の台湾グッズに加え、蘇貞昌、蔡英文、陳菊候補等キャラクターグッズ等も多数用意しました。
【日 時】 平成22年12月18日(土) 13:30~16:50(13:00開場)
【場 所】 難波市民学習センター 06(6643)7010 第1研修室OCATビル4階
地下鉄・阪神・近鉄・JR・南海線 いずれも「難波」駅下車
【参加費】 1,000円(学生・留学生は500円)
会場(50人)の関係上、事前にお申込みされた方が優先入場となります。
【主 催】 台湾研究フォーラム関西講演会事務局
※ 集い終了後、忘年会を開催します。(30人限定 会費3000円)こちらも、事前にお申込みください。
【ある調査】台灣人への質問 「あなたの心の祖国は、どの国ですか?」
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facebook上で行われた小規模な調査ではありますが、とても興味深いです。
半年了支那只有一票!
75%之台灣人認為日本對台灣建設大於支那人對台灣的貢獻而認同祖國是日本
無德無能又無品之中國國民黨的洗腦教育徹底失敗!
半年で支那は一票だけだ!
75%の台灣人は日本が台湾に建設したものは、中国人が台湾に貢献したものよりも大きいという事、祖国は日本だと認めています。
徳が無く、無能で、品が無い中国国民党の洗脳教育は徹底的に失敗だった!
*11月27日AM2:20現在は、以下のようになっていました。
支那×2
中國國民黨流亡政府×3
アメリカ合衆国×6
大清帝国×0
日本×34
オランダ×6
大切な朋友は案外近くにいると思いませんか。
【日本国内での「支那」呼称、不使用の経緯について】
政府は、昭和二十一年六月六日付で、「支那」に関する外務省次官通達と、その内容をさらに細かく記した次のような総務局長通達を出しています。「中華民国の国名として支那といふ文字を使ふことは過去に於ては普通に行われて居たのであるが、其の後之を改められ中国等の語が使はれてゐる処、支那といふ文字は中華民国として極度に嫌ふものであり、現に終戦後同国代表が公式非公式に此の字の使用をやめて貰ひ度いとの要求があつたので、今後は理屈を抜きにして、先方の嫌やがる文字を使はぬやうにしたいと考へ、念のため貴意を得る次第です」
この総務局長通達は、先の大戦後に連合国の一員として東京に代表団を派遣してきた中華民国から、「支那」をやめて中華民国の国号を用いるよう要求があったことを踏まえて出されたものです。
もともと中華民国は、昭和五年五月に日本政府に対して、中華民国という国号を使用することを求め、「支那」の文字を使用した公式文書は受け取りを拒絶すると通告をしており、日本政府は同年十月に「支那」を中華民国と呼ぶよう閣議決定していました。しかし、日本国内では「支那」という言葉はその後も使われ続けました。
「支那」の語源については、インドの仏教が中国に伝来するとき、経典の中にある中国を表す梵語「チーナ・スターナ」を、当時の中国人の僧が漢字で「支那」と当て字にしたことによるものだとする説などがあります。
また「チーナ」は中国の最初の統一王朝である秦に由来するともいわれ、この秦がさらに西方に伝わって、英語のチャイナやフランス語のシーヌなどになっていったとも言われています。
「支那」という言葉は、日本には平安時代に入ってきたといわれていますが、広く用いられるようになったのは江戸時代末期になってからです。差別的な意味などがなかったことは、語源をみても明らかだと思います。
しかし、戦勝国の一員となった中国の求めに応じて、外務省が「理屈うを抜きにして」次官や局長の通達を出してしまった結果、「支那」という言葉は日本国内では公式には「死語」となってしまったというのが実情のようです。
平成17(2005)年7月24日(日)産経新聞朝刊 笠原健氏署名記事
日本では大東亜戦争敗戦まで、現在の中国を指して「支那」と呼び習わすのが一般的であり、中国学とはいわず支那学と呼称されていた。
例えば、大正5(1920)年から昭和22(1947)の間、中国学の研究誌として『支那學』が存在し、この雑誌は京都帝国大学支那学会の学術誌としての引き継がれている。また当時、東洋史のなかに於ける「中国史」は支那史という言葉を使用するのが通例であった。東京帝国大学等には支那文学科・支那哲学科が存在した。「中国並びにその一部の地域に対しての全体的な地理的名称、または歴代王朝・政権の名を超越した通史的な呼称」としては「支那(欧米でいう「China」)」しか存在しなかったからである。
【詳報】チャンネル桜による11.20デモの報道
【11.20 大阪】中国糾弾!全国国民統一行動・集会[桜H22/11/23] ①
【11.20 大阪】中国糾弾!全国国民統一行動・集会[桜H22/11/23] ②
【11.20 大阪】中国糾弾!全国国民統一行動・集会[桜H22/11/23] ③
ぜひともチャンネル桜 様の動画を御覧ください。
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