◇908台灣國運動(主催:台灣國辦公室)への参加出席成らず

投稿日:2010-09-09 - 投稿者(文責):mumeijin

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順境は幸運者を試し、逆境は偉大さを試す
Prosperity tries the fortunate, adversity the great.

-西洋の諺-


 残念ながら、今回私(田邊)の台湾入境許可は下りませんでした。9月7日(火)から12日(日)まで台湾に滞在予定でしたが、7日桃園国際空港到着後、入境不許可(拒入)を通告され、翌日朝8時の中華航空機で強制送還となりました。後日、今回の入境不許可の理由が判明しました。

 「馬英九中国国民党政権が尖閣諸島領有権問題で9月11日(土)に台北市内で抗議活動を行う。その為、日本からの右翼団体・活動家等が入国禁止となっている。」

 この件を理由として国家保安局が作成した「好ましからざる日本人」名簿に登録された人物の台湾入国を拒絶した、という事を台灣建国派指導者の方から御教示頂きました

 908台灣國運動の「9月8日」とは、昭和26(1951)年サンフランシスコ平和条約によって日本が台灣の主権を放棄した日を意味します。台灣にとってとても重要な日となります。そして今回5回目となる総統府前での台灣独立旗掲揚と独立の鐘を鳴らす式典は無事に行われたという事です。来年こそは参加出来ますように。

908台灣國運動旗

左:王獻極先生 中央:田邊憲司 右:松井光彦 今年3月1日於台灣國辦公室

 2010年8月30日 9月8日升旗行前記者會  

-908台灣國運動の発起人、王獻極(王献極)先生の記者会見の様子。王氏は中国国民党による政治体制に対し30年間闘争を行ってきた不屈の台灣民主化の闘士。2005年、15万人を集め行われた台灣正名運動デモの指導者でもあります。-

獨立鐘聲響凱道 台灣國旗飄首都(1)

獨立鐘聲響凱道 台灣國旗飄首都(2)

獨立鐘聲響凱道 台灣國旗飄首都(3)

獨立鐘聲響凱道 台灣國旗飄首都(4)

今回参加はかないませんでした。下記は桃園国際空港内で一晩宿泊した場所の様子です。9月8日(水)AM3:44(現地時間)~撮影

旅券は没収(帰国後、関西国際空港で返却)外からは施錠された。桃園国際空港内の宿泊施設にて。PM5:30撮影

桃園国際空港内収容施設から帰国の為に移動中。台湾に入国出来ない、無念です。AM6:35撮影

送還前のひと時。桃園国際空港の一角でひと休み。9月8日(水)AM7:24

この飛行機で日本へ強制送還となりました。AM8:05撮影

 挫折や失敗は決して意味のない事ではない。これは決してただの慰めの言葉ではないと思うのです。今回、台灣入国不許可と引きかえに、教訓や多くの方々の親切を身を以て感じる事が出来ました。

 私が心から嬉しく感じ、感謝したメッセージ(心配してくださった桃園県の台灣の友人)を二つ紹介してこの項を終えます。彼には日本軍人として日本の為に戦った親族がおられます。許 君、彼はまた大変心の優しい台湾男児です。

不要難過(気にすることは無いよ)
現在和達法王同等待遇(ダライ・ラマ法王と同等待遇じゃないか)
被馬氏偽政權禁止入境 這是光榮(馬英九氏の偽りの政権に入国を禁止される事は名誉な事だよ)

汝等大和男子 我台灣的盟友 向台應團全體禮敬
(君達は日本男児だ 我等台灣の盟友だ 台灣建國應援團のメンバー全員に心から感謝するよ)  

 台湾を激励しようと思って逆に私が励まされた出来事でした。私の台湾入国が困難な時に、御尽力下さった全ての皆様方に感謝申し上げます。有難う御座いました。

台灣建國應援團 田邊憲司


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河内長野市商工会青年部オフィシャルサイト