.
原爆、放射線医学、放射線防護学、被爆調査の研究を重ねた札幌医科大学教授、日本放射線影響学会所属、日本保健物理学会所属、セミパラチンスク・ビキニ、ロンゲラップ・チェルノブイリなど世界の核実験場での被爆調査を長年続けてこられた日本シルクロード科学倶楽部(http://www15.ocn.ne.jp/~jungata/SilkRoadJpScCb1Jp.html)会長 高田純先生より福島原子力発電所1号機についての状況分析、放射線リスク防護対策の提言です。http://junta21.blog.ocn.ne.jp/blog/
【事実経過】
(1)3月12日の三陸沖の巨大地震M8.8の影響で、東京電力福島原子力発電所1号機の炉心の冷却機能喪失 炉心溶融が発生した。
ただし、地震のP波を検知し最大地震はS波が到達する前に、原子核反応は自動停止していた模様。自動停止は確認されている。
(2)3月13日午後3時36分頃、1号機原子炉建屋内で爆発発生し、建屋外壁が吹き飛んだ。
(3)原子炉格納容器は正常で、破壊していないことが、東京電力により確認された。
(4)事業所境界で、放射線線量率は毎時1.0ミリシーベルトとなった。ただし、その後、次第に低下した。
以下、高田純 札幌医科大学教授(専門 放射線防護学、核防護学)の評価
【放射線リスク評価】 毎時1ミリシーベルトが継続し、事業所境界に100時間滞在した場合の線量(100時間線量)
100ミリシーベルト、レベルC、このレベルは、胎児影響リスクである。実際には、敷地境界に住民はいないので、胎児の影響はないことになる。既に10キロメートル圏外への避難指示が福島県が出している。さらに、線量率はその後低下しているので、予測100時間線量は、レベルD以下で、安全範囲とみるほうが正しい。
その後、福島県は、20キロ圏外への退避指示をした。 ※線量レベルの区分については、次のサイト御覧ください。http://www15.ocn.ne.jp/~jungata/RadRisk.html
【福島原子力発電所事故の最悪の事態】
炉心が完全に溶融した場合でも、チェルノブイリ事故のような放射性物質の環境放出にはならない。日本の原子炉が軽水炉であって、旧ソ連のように可燃性の黒鉛(石炭のような物質)が炉心に存在しないからである。アメリカのスリーマイル島原子力発電所(軽水炉)で炉心溶融事故が以前あったが、チェルノブイリ事故のような環境核汚染は発生しなかった。
【放射線防護対策】
1 屋内退避(遠方の人は自宅でよい)窓とドアをしっかり閉める
2 昆布を食べる。昆布に含まれる安定ヨウ素を体内に取り込むことで、放射性ヨウ素が甲状腺に沈着するのを防ぐ。甲状腺がんを防止するのです。
昆布の量 1日分 乾燥昆布の場合 大人 30グラム、子ども 15グラム
食べ方 鍋に水と昆布(1日分)を入れ加熱し、沸騰したら火を止める。だし汁を飲み、残った昆布も食べる。原子力緊急事態が収束するまで、毎日続ける。昆布は自然食品なので食事と考えても結構です。安心してください。わかめでもOKです。
なお、福島県の指示で避難した人たちには、必要な場合、県が安定ヨウ素剤を配布しますので飲んで下さいヨウ素過敏症の人は、その際に申し出てください。
【本文】 http://junta21.blog.ocn.ne.jp/blog/2011/03/1_2c14.html
【参考文献 (題名で検索すればAmazonで書籍情報が出ます)】
〇高田純著 『お母さんのための放射線防護知識』 医療科学社 ⇒昆布のことなど原子力緊急時の自己対策が詳しく書かれています。
〇高田純著 『世界の放射線被曝地調査』 講談社ブルーバックス 2002
〇高田純著『核エネルギーと地震-中越沖地震の検証 技術と危機管理-〔高田 純の放射線防護学入門〕』医療科学社 2008
◆高田純教授(写真:左)
1995年、広島大学原爆放射能医学研究所国際放射線情報センター助教授。 2004年、札幌医科大学医学部物理学教室教授。 2008年より医療人育成センター物理学教室教授(現職)。
日本の物理学者。理学博士。札幌医科大学医療人育成センター教養教育研究部門教授 [1]。非政府組織・放射線防護情報センター代表。日本会議北海道本部理事。日本シルクロード科学倶楽部会長。日本放射線影響学会所属、日本保健物理学会所属
【東京電力プレス発表】 http://www.tepco.co.jp/index-j.html
-付記- 【原子力安全・保安院】 http://www.nisa.meti.go.jp/
.
原爆、放射線医学、放射線防護学、被爆調査の研究を重ねた札幌医科大学教授、日本放射線影響学会所属、日本保健物理学会所属、セミパラチンスク・ビキニ、ロンゲラップ・チェルノブイリなど世界の核実験場での被爆調査を長年続けてこられた日本シルクロード科学倶楽部(http://www15.ocn.ne.jp/~jungata/SilkRoadJpScCb1Jp.html)会長 高田純先生より福島原子力発電所1号機についての状況分析、放射線リスク防護対策の提言です。http://junta21.blog.ocn.ne.jp/blog/
【事実経過】
(1)3月12日の三陸沖の巨大地震M8.8の影響で、東京電力福島原子力発電所1号機の炉心の冷却機能喪失 炉心溶融が発生した。
ただし、地震のP波を検知し最大地震はS波が到達する前に、原子核反応は自動停止していた模様。自動停止は確認されている。
(2)3月13日午後3時36分頃、1号機原子炉建屋内で爆発発生し、建屋外壁が吹き飛んだ。
(3)原子炉格納容器は正常で、破壊していないことが、東京電力により確認された。
(4)事業所境界で、放射線線量率は毎時1.0ミリシーベルトとなった。ただし、その後、次第に低下した。
以下、高田純 札幌医科大学教授(専門 放射線防護学、核防護学)の評価
【放射線リスク評価】
毎時1ミリシーベルトが継続し、事業所境界に100時間滞在した場合の線量(100時間線量)
100ミリシーベルト、レベルC、このレベルは、胎児影響リスクである。実際には、敷地境界に住民はいないので、胎児の影響はないことになる。既に10キロメートル圏外への避難指示が福島県が出している。さらに、線量率はその後低下しているので、予測100時間線量は、レベルD以下で、安全範囲とみるほうが正しい。
その後、福島県は、20キロ圏外への退避指示をした。
※線量レベルの区分については、次のサイト御覧ください。http://www15.ocn.ne.jp/~jungata/RadRisk.html
【福島原子力発電所事故の最悪の事態】
炉心が完全に溶融した場合でも、チェルノブイリ事故のような放射性物質の環境放出にはならない。日本の原子炉が軽水炉であって、旧ソ連のように可燃性の黒鉛(石炭のような物質)が炉心に存在しないからである。アメリカのスリーマイル島原子力発電所(軽水炉)で炉心溶融事故が以前あったが、チェルノブイリ事故のような環境核汚染は発生しなかった。
【放射線防護対策】
1 屋内退避(遠方の人は自宅でよい)窓とドアをしっかり閉める
2 昆布を食べる。昆布に含まれる安定ヨウ素を体内に取り込むことで、放射性ヨウ素が甲状腺に沈着するのを防ぐ。甲状腺がんを防止するのです。
昆布の量 1日分 乾燥昆布の場合 大人 30グラム、子ども 15グラム
食べ方 鍋に水と昆布(1日分)を入れ加熱し、沸騰したら火を止める。だし汁を飲み、残った昆布も食べる。原子力緊急事態が収束するまで、毎日続ける。昆布は自然食品なので食事と考えても結構です。安心してください。わかめでもOKです。
なお、福島県の指示で避難した人たちには、必要な場合、県が安定ヨウ素剤を配布しますので飲んで下さいヨウ素過敏症の人は、その際に申し出てください。
【本文】
http://junta21.blog.ocn.ne.jp/blog/2011/03/1_2c14.html
【参考文献 (題名で検索すればAmazonで書籍情報が出ます)】
〇高田純著 『お母さんのための放射線防護知識』 医療科学社
⇒昆布のことなど原子力緊急時の自己対策が詳しく書かれています。
〇高田純著 『世界の放射線被曝地調査』 講談社ブルーバックス 2002
〇高田純著『核エネルギーと地震-中越沖地震の検証 技術と危機管理-〔高田 純の放射線防護学入門〕』医療科学社 2008
1995年、広島大学原爆放射能医学研究所国際放射線情報センター助教授。
2004年、札幌医科大学医学部物理学教室教授。
2008年より医療人育成センター物理学教室教授(現職)。
日本の物理学者。理学博士。札幌医科大学医療人育成センター教養教育研究部門教授 [1]。非政府組織・放射線防護情報センター代表。日本会議北海道本部理事。日本シルクロード科学倶楽部会長。日本放射線影響学会所属、日本保健物理学会所属
【東京電力プレス発表】 http://www.tepco.co.jp/index-j.html
-付記-
【原子力安全・保安院】 http://www.nisa.meti.go.jp/