馬英九中国国民党政権下での李登輝元総統起訴

投稿日:2011-06-30 - 投稿者(文責):mumeijin

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 今回の突然の李登輝元総統起訴については驚くと同時に、予期されていた出来事が中国国民党政権下で実際に行われたな!という思いがしました。予めこの時期に起きるべくして起こされた起訴であった様な気がします。

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 李登輝元総統を起訴 台湾検察当局、機密費流用の疑いで

【台北支局】台湾の検察当局は30日、総統在任中に情報機関の国家安全局の機密費を流用したとして、李登輝元総統を側近とともに汚職罪で起訴した。779万7193ドル(約6億3000万円)を流用し、李氏が総統退任後に活動拠点としてきたシンクタンクの事務所の購入費用に充てたという。
 李氏は日本統治時代に京大に進学した経歴を持ち、親日家として知られる。2000年の総統退任後は、台湾独立を志向する発言を繰り返し、中国に融和的な馬英九・国民党政権とは距離を置いている。
 台湾の中央通信などによると、李元総統が在任中の1994年、台湾の外交部(外務省)は外交関係維持のために南アフリカ共和国に献金することを決め、国家安全局が機密費で立て替えた。
 外交部は後に国家安全局に返済したが、同局の会計担当者が、李氏側近の劉泰英氏が院長を務めるシンクタンク、台湾総合研究院の事務所の購入資金に流用したとして、03年に起訴された。会計担当者はその後、無罪が確定している。李氏と劉氏は、同じ事件を巡り起訴されたとみられる。
 李元総統は88年1月、本省人(戦前からの台湾出身者)初の総統に就任。96年に台湾初の総統直接選挙で当選し、00年5月まで務めた。

日本経済新聞Web 6月30日(木)
http://www.nikkei.com/news/category/article/g=96958A9C9381959FE1E2E2
E09F8DE1E2E2E4E0E2E3E39790E3E2E2E2;at=ALL

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 報道各社が李登輝元総統の在宅起訴について事実関係を報道しているなか、NHKのそれは同時に民進党のコメントをも紹介しています。
 
「(前略)台湾では、4年に1度の総統選挙が来年1月に予定されていて、李元総統は野党の候補者を支援しています。(中略)再選を目指す馬英九総統側が選挙戦を有利に進めるため、李元総統にダメージを与えようとした(後略)」
 
 以前から李登輝元総統は対中融和政策を推進する馬英九政権に対し「棄馬保台(馬政権を棄てて台灣を守ろう)」を呼号し、来年一月の総統選挙・立法委員選挙(=国会議員、なお台灣は一院制)において蔡英文民進党主席への実質的な支持を示している。それだけに李登輝氏の存在は馬英九中国国民党政権にとり大きな障害として立ちはだかっていた。
 今回の事は国民党による李登輝氏への牽制という見方や、2009年に「機密費横領」「マネーロンダリング」等の罪状で無期懲役判決が下された陳水扁前総統と同様、台灣の中国国民党支持者達に対する「ある種の配慮」ではないかという意見もある。なお台灣ではこの規模の「侵占公有財物罪(公金横領罪)」で有罪となった場合、李登輝氏は、10年以上の懲役または無期懲役に加え、1億台湾ドル(約2億8000万円)以下の罰金刑となる可能性も得るという(同時に80歳以上の年齢の場合は刑の軽減も有り得る)。総統選挙まで7ヶ月をきった台灣で「(中国)国民党が司法を利用して仕掛けて来た(黄昭堂台灣獨立建國聯盟主席)
」と思えてくるのだ。
 
(*1)公視新聞網 動画より http://www.youtube.com/watch?v=qd5r6P9IePE
 
左から
陳菊 現高雄市長、蔡英文民進党主席、李登輝元総統、黄昆輝台灣團結聯盟主席
(2010年6月26日)
河内長野市商工会青年部オフィシャルサイト