【台湾見聞録】台湾総統選挙(3)~ちょこっと台中ぶらり旅行のオマケ付き

投稿日:2012-02-10 - 投稿者(文責):mumeijin

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【1月10日(水)】

台中から日月まで約3時間。乗り物酔いの酷い人には絶対お勧め出来ない過酷なルートです。
多分‘99年の台中地震の復興が完全ではないのでしょう。(台湾からの東日本大震災の義援金が遂に200億円を突破しました。日本国内でも西日本では震災の記憶が薄れていきつつある中、忘れる事無く援助を続けて下さる台湾の方々…。それに引きかえ’99年の台中地震の時の私は台湾に何にもしなかった…。情けない限りです)揺れる揺れる。半端じゃない揺れ方です。

何とか到着し、その日の宿を予約していなかったので、取りあえず、ビジターセンターに行きリーズナブルで尚且つレイクビューの部屋が取れる文武廟近くのホテルを予約して頂きました。ほどなくして日本の温泉旅館の様なホテルの車がビジターセンターに到着。1500NTDの安い部屋なのに送迎とは感激です。私はてっきりtaxiを呼んで下さったのかな?と思っていたので・・・。ビジターセンターでは日本語は全く通じません。継ぎはぎの英語だけがたより。それでも台湾人はやっぱり優しい。

ホテルに着いたら何度も「一人?」と尋ねられます。日月潭は台湾人にも人気のハネムーンスポットで一人でやって来る女はいないみたいなのです。
部屋を3室ほど見せて頂いて一番湖が綺麗に見える部屋をチョイス。無理やりのアーリーチェックインをお願いして散策にでかけました。

「どこが太陽でどこが月?」・・・それでもホント素晴らしい幻想的な景色です。各階にあるデッキに行っても寒いので誰もいなし、屋上のバーも貸し切ったみたいに一人きり・・・。太陽が完全に姿をかくす瞬間まで色んな角度、秒刻みで変わっていく日月潭の姿を堪能しました。


夕日の沈む日月潭

お腹が空いたけど、外の屋台は早々に店じまいしていてホテルの中でしか食事する場所がありません。ありがたい事にメニューの殆どがS・M・Lとサイズが豊富だったので台湾ビールと3品位注文してみました。忘れていたんです。台湾人が大食いだと言う事。
どこがSサイズ?っていう位大皿の料理がたった一人の丸テーブル一杯に並びます。暇そうなフロントの女の子を呼んで一緒に食事したくなる程の量で1/10程の量しか食べられませんでした。少しづつ部屋で夜食にする分を包んでもらい、明日の日の出時刻に備えて早めにベッドに入りました。

まぁ・・・だけど、やっぱり恋人と来たら最高でしょう。
しかし、一人だからこそ素晴らしい事も起きるのです。翌朝それを実感しました。

青い朝です。碧い朝かな?湖畔にうっすらと霧が立ち込めて冷たい澄んだ空気が肺の中を満たしてくれます。そしてこんな素晴らしい幻想的な世界に私はただ一人です。恋人達の部屋はまだ寝静まっています。胸中は複雑ではあるけれど・・・ハイハイ正直寂しいですよ!だけど、ロマンティックな夜を過ごした恋人達はこの漆喰の闇の中から現れる新しい今日の日月潭に一生出会う事出来ないんだもんね。

結論は、ここは一度は恋人とそしてもう一度はお友達と来るのがお勧めです。


雲間からてらす太陽で碧く幻想的な日月潭

湖を囲むように色んな観光スポットが点在するので30分おきに巡回しているバスを利用するのがお勧めです。でも中々30分おきには来ませんのでご注意を。

年を取っても台湾までのフライトなら平気だし、いつかはダーリンと一緒に来たい日月潭です。
本当は全室スイートのラ・ルーに泊ってみたかったけど、それはダーリンと来る時に取っておきます。
(でも…ラ・ルーは蒋介石の別荘だったからダーリンがどうしてもって言わない限りは泊りません)


(編者注)
日月潭に所在する「ザ・ラ・ルー(涵碧樓)」については下記の台北ナビに詳しい

〇ザ・ラルー涵碧樓(日月潭)
http://www.taipeinavi.com/hotel/113/
〇「THE LALU SUN MOON LAKE  涵碧樓」 HP
http://www.thelalu.com.tw/welcome.php

◇地図:http://p.tl/3QIj



〔重要〕
【台湾は中国ではない!】日本の子供たちに中国の政治宣伝を刷り込むのを止めよう!台湾を中国領土とする文科省「教科書検定」を許すな!街宣・署名活動【なんば高島屋前】
 

【趣意】
 現在、中学生そして高校生が使用する社会科教科書の地図帳(帝国書院版・東京書籍版)は、台湾を中国の領土として表記しています。台湾は中国の統治を受けておらず、これらは事実に反している。
 中国共産党は併合したチベット・東トルキスタン(中国側呼称「新疆ウイグル自治区」)と同様に、台湾を中国の「核心的利益(中国の安全保障上、譲歩出来ないとする国家利益・領土領海)」と主張している。
 そして日本の文部科学省は「台湾は中国の領土」という中国の政治宣伝を事実上受け入れるかたちでこれらの地図帳を検定で合格させています。その結果、毎年中学・高校それぞれ100 万人超の生徒達が、これらの虚偽の地理情報を押付けられています。
 
 そこで私達は文部科学大臣(現在は平野博文氏)に対し、教科書検定規則(第14条4項)に基づき、発行者に「誤った事実の記載」の訂正の申請を勧告するよう求める為、下記の通り今月25日(土)なんば高島屋前において街頭宣伝・署名活動を実施します。有志の皆様の御参加をお待ちしております。

明らかに誤表記の地図帳を正しい表記に訂正させましょう!

≪概要≫
【日時】平成24年2月25日(土)13時00分~16時00分

【場所】高島屋なんば店北側 (地図)http://p.tl/JnTn

【内容】街頭演説、署名集め、チラシの配布

【主催】台灣建國應援團

【現場責任者】田邊憲司/080-4140-2132

*大阪府警南警察署にて道路使用許可申請済

【関連サイト】台湾は中国ではない!社会科教科書の是正を求める全国協議会
http://taiwanisnotchina.org/

〇署名用紙は下記のURLからダウンロード出来ます。
http://taiwanisnotchina.org/documents/tnc_shomei.pdf


河内長野市商工会青年部オフィシャルサイト