【推奨図書】『尖閣どころか沖縄が危ない!日本は中国にこうして侵略される!』

投稿日:2012-12-17 - 投稿者(文責):mumeijin

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『尖閣どころか沖縄が危ない!日本は中国にこうして侵略される! ―初めて解明された侵略の原理と歴史法則(ヒカルランド・1600円+税)

が明日12月18日(火)全国書店で発売されます。帯文には「台湾はもう半分以上中国のもの、次は間違いなく日本です!」とある。

本書は12月9日文京シビックセンターで開催された台湾研究フォーラム第157回定例会「台湾ジャーナリスト・林保華氏講演会」において先行頒布されていましたが盛況のなか用意されていた冊数は完売となっていました。

本書第一部は黄文雄氏、宮脇淳子氏、ペマ・ギャルポ教授、イリハム・マハマティ世界ウイグル会議アジア担当副総裁(兼日本ウイグル協会会長)、永山英樹台湾研究フォーラム会長による座談会。

第二部は黄文雄氏、鳴霞氏、オルホノド・ダイチン モンゴル自由連盟党幹事長、イリハム・ムハマティ氏らによる主に中国、満洲、南モンゴル、ウイグル(東トルキスタン)、チベットそして尖閣諸島~沖縄~台湾に関する論述となっている。著者のひとりである永山英樹氏は「中国の膨張・侵略に警鐘を鳴らし、あの国との戦い方を考える内容につき、一人でも多くの人に読んでほしいと思う」と語っている。
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この12月13日、中国は国家海洋局の航空機により遂に尖閣諸島の日本領空を侵犯するに到った。初めての事である。日本に対する示威(脅迫)であると共に、中国国内に向けてはこの侵犯の様子を報道することで「中国の尖閣諸島実効支配」を喧伝しているという。

今回の中国側の領空侵犯について米民間シンクタンク「国際評価戦略センター」のリチャード・フィッシャー主任研究員の分析を産経新聞(16日)が紹介している。重要だと思われるのでここで書きとめておく。

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―――現在の中国は実際の軍事衝突なしに中国内部での反日行動や外交上の激しい言葉という威嚇により、日本側に尖閣領有権を放棄させることが目的であり、日本は防衛面でも強固な態勢を保たねばならない。中国の威嚇に動揺し、譲歩をすれば、さらなる攻勢や侵略を招くだけである。また当座の対応は海上保安庁の船だけでも出来るだろうが、中国側は軍を投入する攻略作戦の準備を間違いなく進めている。自衛隊が取るべき措置はミサイルの攻撃能力の増強、長距離攻撃用ミサイル搭載の潜水艦の強化、その他の艦艇の配備などだろう―――

―――中国国家海洋局の航空機が尖閣諸島の日本領空を初めて侵犯したことは、海上での中国公船による日本側領海への侵入と連携するこれまでで最も挑発的な行動だ。中国のこの侵犯は日本に物理的な対応の権利を生み、戦闘機をこの空域に送るだけでなく、この地域での軍事演習の実施、さらには尖閣自体への地対空ミサイルの配備など、なんらかの防衛措置を取ることを正当化する―――

―――日本側が何もしなければ、尖閣諸島の主権も施政権も中国側に奪われたとの印象が生まれ、中国は沖縄取得までを目標とする大規模な領土拡大キャンペーンを推進することになる。今回の侵犯は中国側の威嚇かつ挑戦であり、まず日本を脅して譲歩させることを意図している。日本側は尖閣諸島の主権を守る為に戦うか、何もせずに降伏して、尖閣諸島を放棄するか、いよいよ選択を迫られたことになる―――


我々には日本固有の領土である尖閣諸島を放棄するという選択肢は有り得ない。周辺国に対する中国共産党の覇権主義は建国以来のものであるがこれをチベット人、ウイグル人、南モンゴル人は自らが体験する事で良く理解していた。一方で日本人は中国による長期的な日本侵略の意図を見抜く力を失っていたように思う。フィッシャー氏は語っている「今後も日本が譲歩すれば、中国はさらなる侵略を行うだろう」
我々は中国が建国以来続けている「なぜ侵略するのか?」という疑問の答えを知ることが必要である。中国の侵略をうけた諸民族がこのような形で一書を成しているというものは案外少ないように思う。今まさに読まれるべきであると思い紹介した次第である。


『尖閣どころか沖縄が危ない!日本は中国にこうして侵略される! ―初めて解明された侵略の原理と歴史法則』(ヒカルランド・1600円+税)

《内容》

【第一部】
とどまることを知らない中国の膨張戦略/日本は南モンゴル、チベット、ウイグルの二の舞に決してなるな!

【第二部】
中国蹂躙下の非漢族の声を聞く!
■ なぜ中国は侵略するのか!? ――黄文雄   初めて解明されたその領土的野心
■ 満洲の富を奪い尽くした中国 ――鳴霞   略奪、虐殺の歴史を繰り返す
■ 知られざる南モンゴルの自然破壊と民族浄化
―――オルホノド・ダイチン 民族の歴史を抹殺する中国の方法
■ ウイグル―「閉ざされた巨大な監獄」の実態
―――イリハム・ムハマティ 虐殺、強制移住、言語の封殺という支配
■ どうやって中国はチベットを侵略したのか?
――ペマ・ギャルポ チベット平和主義が招いた悲劇
■ 中国宣伝戦「釣魚島白書」のウソを暴く!
―――永山英樹 尖閣侵略を正統化する中国の主張を徹底論破
■ すでに沖縄が狙われている!
―――永山英樹 尖閣諸島の攻略を目指す中国の海洋拡張戦略


2012年12月中旬新刊PV 「日本は中国にこうして侵略される」


河内長野市商工会青年部オフィシャルサイト