【記録保存用】自由時報/ 電子報 2013年8月19日(月)記事 日本語訳

投稿日:2013-08-20 - 投稿者(文責):mumeijin

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【原典】http://www.libertytimes.com.tw/2013/new/aug/19/today-p2.htm

以下は自由時報記事、「挺『台灣獨立』 日友台人士禁入境」を日本語訳したものである。



「台湾独立」参加  親台湾派日本人入国禁止 2013-8-19

〔記者 陳璟民、陳慧萍/台北報導〕中国の官吏が台湾に来て「一つの中国が原則である」と放言したが何事も無かった。だが親台湾派の日本人が「台湾独立」を主張すると馬英九政府によって入国を制限される。

黃文玲 台灣團結聯盟立法委員と陳唐山 民進党立法委員は日本の「台湾建国応援団」副団長 田邊憲司からの陳情を受けた。二〇一〇年五月の訪台時、田邊は玉山主峰に登攀し「日本は台湾の独立建国を支持する」という横断幕を掲げ、また嘉義市では台湾独立建国活動に参加した。田邊は同年九月七日に訪台したが、移民署は彼の入国を禁止、日本へ送還した。その後、田邊は我が国の駐日代表処に向かいその結果、彼は二〇一五年六月七日まで入国禁止処分を受けている事が判明した。

田邊は台湾での違法犯罪は無いと自認しており、呂俊輝 李登輝民主協会嘉義分会執行委員に委託をして内政部への訴願、入国禁止処分取消しを待ち望んでいる。

内政部政務次長 蕭家淇は次の様に解説する。「田邊憲司は民国九十九年(西暦2010年)二、四、五月の三回の来台期間に政治活動に従事しており、観光目的という申請と一致しない事、我が国の利益、公共の安全あるいは公共秩序に危害を及ぼす虞がある。そのため移民署署審査委員会は田邊の入国五年禁止を決議したのだ。」

田辺憲司提出の訴願書  内政部は本月審議を開会

「当事者が訴望書を提出するならば」蕭家淇は語る「内政部訴願審議委員会は八月下旬に開会されるので、委員会の討論から議決します。」

呂俊輝「日本の東日本大震災後、台湾は義援金世界第一(原文は「台灣愛心賑濟舉世第一」)であった。そこで田邊は仲間に呼び掛け大阪、東京の街頭で感謝台湾の講演を行った台湾の友人である。もし馬政府が訴願を断るならば、間違いなく台湾は主権独立国家ではないことを世界に宣告することになり、国際社会の友人の情誼を損なうであろう」と質疑を行った。


中国官吏が来台し「一中」を講ずる事を放任する。黃文玲立委は馬英九の媚中を批判

黃文玲も非難する「中国の官吏は台湾に来て公然と「一つの中国」を宣伝しているが、馬政府は耳を塞ぎ放任している。対照的に田邊は「台湾独立」を掲げて入国禁止となった。明らかに「移民署の行政は不公平であり、馬英九政府が中国に傾斜し共産党に媚びている」と非難する。陳唐山は「多数の世論調査は『台湾独立』に賛成する割合が中台統一論者より遥かに高いことを示している。田邊は台湾の民意の主流と合致しており、入国禁止解除に応じるべきだ」と語った。


「中華民国内政部入出國及移民署」へ提出した訴願書(全二頁)2013/6/3付


http://ilha-formosa.org/wp-content/uploads/2013/06/sogansho2.pdf

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http://ilha-formosa.org/wp-content/uploads/2013/06/sogansho1.pdf


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