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『海角七號(Cape No.7)』の魏徳聖(ウェイ・ダーシェン)監督による次回作は、1930年の霧社事件を描いた『セデック・バレ(賽德克-巴莱)』、9月に台灣で公開予定です。魏徳聖監督はこの『セデック・バレ』撮影の為の資金作りの為に『海角七号』を製作したとも聞きます。
賽德克-巴莱(セデック・バレ/Seediq Bale) 日本語公式サイト http://ameblo.jp/seediqbale/
共同通信(2010年9月6日)
【台北共同】6日付の台湾紙、自由時報などによると、日本統治下の台湾で1930年、先住民が圧政や強制労働への不満を爆発させ、抗日武装蜂起した「霧社事件」を描いた映画「セデックバレ(真の人)*1」が4日、クランクアップした。 映画は、台湾人女優のビビアン・スーさんらが出演。大ヒット映画「海角七号」(2008年公開)を手掛けた若手監督、魏徳聖氏が監督を務め、台湾映画では過去最高の制作費約6億台湾元(約16億円)に及ぶ予定の大作。 来年夏以降に、上下2部に分けて上映することを目指しているという。霧社事件は、日本統治時代後期の最大規模の抗日武装蜂起とされる。30年10月27日、台湾中部の山あいの集落、霧社(現在の南投県仁愛郷)で、先住民セデック族が警察や学校を襲撃し、日本人住民134人を無差別に殺害。日本軍と警察が武力鎮圧し、報復や集団自決により先住民側の約千人が犠牲となった。
米1 本来の意味は「真のセデック族(賽德克族)」位でしょうか。また『賽德克-巴莱』の片仮名表記を「セデック・バレ」としていますが、「セーダッカ・バライ」という表記も有るようです。
【霧社事件とは?】 『台湾史小事典-増補改訂版-』2010年 中国書店より
昭和5年(1930)に勃発した原住民の抗日事件。この事件が起こった原因は非常に多い。例えば、日本の山林資源の開発によって原住民の狩猟の場が激減したこと、日本の警察の山地における権威が集落の指導者を上回り、原住民の社会組織に対して衝撃を与えたこと、などである。このほか、日本人は原住民を徴発して各種の建設作業に当たらせたが、これらの労役によって、彼らが粟を栽培し狩りをする時間を奪い、労賃も低すぎたといったこともある。しかも伐木の現場が原住民の伝説にある祖先の発祥の地にあったため、彼らの日本憎しみの心理を一層強めた。霧社のタイヤル族は昭和5年10月27日、日本人が小学校で運動会を開いたのを機に、国旗掲揚と国家斉唱を合図に会場に突入し、日本人134人を殺害した。その後吊り橋と電話線を切断して外部との接触を遮断し、日本警察の銃と弾薬を奪った。この事件は全台湾を驚愕させた。弾圧が一段落するまでまで総督府は軍隊1,563人、警察1,231人、軍卒1,381人を動員し、このほかに親日の原住民延べ5,311人も動員した。最初に事件を起こした八つの社の中で、戦うことのできる壮丁はあわせて1,236年人だった。最終的には644人が死亡し、老若婦女子もあわせて514人のみが投降し、霧社に集められて収容された。翌年4月25日、わずかに残った500人余りのうち、半数が敵対する部族に殺害された。彼らはすべて川中島(現在の南投献仁愛郷互助村清流部落)に移された。
左から、ジョン・ウー(製作)/馬如龍(マー・ルーロン)/魏徳聖/溫嵐/羅美玲、その他にビビアン・スーさん・田中千繪さんが出演されるそうです。
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『海角七號(Cape No.7)』の魏徳聖(ウェイ・ダーシェン)監督による次回作は、1930年の霧社事件を描いた『セデック・バレ(賽德克-巴莱)』、9月に台灣で公開予定です。魏徳聖監督はこの『セデック・バレ』撮影の為の資金作りの為に『海角七号』を製作したとも聞きます。
賽德克-巴莱(セデック・バレ/Seediq Bale)
日本語公式サイト http://ameblo.jp/seediqbale/
共同通信(2010年9月6日)
【台北共同】6日付の台湾紙、自由時報などによると、日本統治下の台湾で1930年、先住民が圧政や強制労働への不満を爆発させ、抗日武装蜂起した「霧社事件」を描いた映画「セデックバレ(真の人)*1」が4日、クランクアップした。
映画は、台湾人女優のビビアン・スーさんらが出演。大ヒット映画「海角七号」(2008年公開)を手掛けた若手監督、魏徳聖氏が監督を務め、台湾映画では過去最高の制作費約6億台湾元(約16億円)に及ぶ予定の大作。
来年夏以降に、上下2部に分けて上映することを目指しているという。霧社事件は、日本統治時代後期の最大規模の抗日武装蜂起とされる。30年10月27日、台湾中部の山あいの集落、霧社(現在の南投県仁愛郷)で、先住民セデック族が警察や学校を襲撃し、日本人住民134人を無差別に殺害。日本軍と警察が武力鎮圧し、報復や集団自決により先住民側の約千人が犠牲となった。
米1 本来の意味は「真のセデック族(賽德克族)」位でしょうか。また『賽德克-巴莱』の片仮名表記を「セデック・バレ」としていますが、「セーダッカ・バライ」という表記も有るようです。
【霧社事件とは?】
『台湾史小事典-増補改訂版-』2010年 中国書店より
昭和5年(1930)に勃発した原住民の抗日事件。この事件が起こった原因は非常に多い。例えば、日本の山林資源の開発によって原住民の狩猟の場が激減したこと、日本の警察の山地における権威が集落の指導者を上回り、原住民の社会組織に対して衝撃を与えたこと、などである。このほか、日本人は原住民を徴発して各種の建設作業に当たらせたが、これらの労役によって、彼らが粟を栽培し狩りをする時間を奪い、労賃も低すぎたといったこともある。しかも伐木の現場が原住民の伝説にある祖先の発祥の地にあったため、彼らの日本憎しみの心理を一層強めた。霧社のタイヤル族は昭和5年10月27日、日本人が小学校で運動会を開いたのを機に、国旗掲揚と国家斉唱を合図に会場に突入し、日本人134人を殺害した。その後吊り橋と電話線を切断して外部との接触を遮断し、日本警察の銃と弾薬を奪った。この事件は全台湾を驚愕させた。弾圧が一段落するまでまで総督府は軍隊1,563人、警察1,231人、軍卒1,381人を動員し、このほかに親日の原住民延べ5,311人も動員した。最初に事件を起こした八つの社の中で、戦うことのできる壮丁はあわせて1,236年人だった。最終的には644人が死亡し、老若婦女子もあわせて514人のみが投降し、霧社に集められて収容された。翌年4月25日、わずかに残った500人余りのうち、半数が敵対する部族に殺害された。彼らはすべて川中島(現在の南投献仁愛郷互助村清流部落)に移された。
左から、ジョン・ウー(製作)/馬如龍(マー・ルーロン)/魏徳聖/溫嵐/羅美玲、その他にビビアン・スーさん・田中千繪さんが出演されるそうです。