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その青年の事を仮にAさんとしておきます。Aさんは日台間を往来しながら仕事をされています。そのAさんが今回、東京を経て大阪から台灣に帰国される事を知り、関西国際空港でお会いしました。
会話の中で印象的だったのはやはり「李登輝政権~陳水扁時代(の台灣が)一番良かった」という述懐。 現在の馬英九政権(2008年5月~)となり台灣の民主主義の著しい後退については、先日の林一方氏も含めた多くの台灣人が不安を訴えている。そしてまた「中華民国総統」である人物が米国のグリーン・カード(永住権)を保持し続けている点への不信感(なお馬英九氏の長女 唯中は台灣・米国両国籍を保有)をもAさんは指摘されました。香港生まれの外省人、米国留学時代には中国国民党特務に協力し米国の台灣人学生・台灣独立活動家を監視していた疑惑が濃厚な「中華民国総統」。そして筋金入りの親中反日家。写真は1978年米国ボストンで中壢事件(*1)の抗議デモ参加者を撮影中に発見され逃亡する28歳の馬英九氏をとらえたもの。 馬氏が日本で一躍脚光(?)を浴びたのは尖閣諸島に関する日本側への強硬な発言を報じた次の記事だったのかもしれない。
馬総統が尖閣の領有権主張 船舶衝突、沈没めぐり(2006.6.12 産経新聞報道)
【台北支局】尖閣諸島・魚釣島近海の日本領海内で日本の巡視船と台湾の遊漁船が接触し遊漁船が沈没した事故で、台湾の馬英九総統は12日、「釣魚台(尖閣の中国語名)は中華民国の領土である」と述べ、総統として日本に賠償などを要求する声明を発表した。
声明は、 (1)釣魚台は台湾に帰属する島嶼である (2)釣魚台の主権を維持する決心に変わりない (3)日本政府の船艦がわが国(台湾)領海で、わが国の漁船を沈没させ、わが国の船長を拘留したことに抗議し、船長の釈放と賠償を要求する (4)海巡署(海上保安庁に相当)の編成と装備の強化を行い、主権と漁業権を守る機能を高める-とした。
馬総統はかつて尖閣の「中華民国帰属」に関する論文を書き、「日本と一戦も辞さない」と強硬姿勢を示したこともある。ただ、総統就任後は「実利を求める指導者は取り扱い方を知っている」と述べ、尖閣問題は棚上げとして経済関係の強化を優先する考えに軌道修正していた。
だが、声明は領有権が絡む原則論では日本に妥協はしないという方針を鮮明にしたもので、今後の日台関係にも影響を与えそうだ。
台湾の欧鴻錬外交部長(外相)もこの日、日本の在台代表機関・交流協会台北事務所の池田維代表(日本大使に相当)を呼び、尖閣の帰属権を主張し、今回の日本の対応に遺憾の意を表明した。しかし、池田代表は「尖閣が日本の領土であることは歴史的にも国際法上も疑いがない」と反論、台湾側の主張に「領有権に関して解決すべき問題は存在せず、要求は受け入れられない」と抗議した。
「日本と一戦も辞さない」と発言した人物の総統職就任以降の台灣では自由・民主主義といった価値観が退潮して密告の復活やECFAでの政府の強権的な手法や傾中の加速が進行している。中国国民党政権下で台灣人の政治的言動に対する自由闊達さが萎縮させられている。今回もここでAさんの実名・顔写真を掲載する事は憚れるのである。
-馬英九氏側の弁明- 国民党ニュースネットワーク(2008.1.29) 馬英九氏:20数年前にグリーンカードを放棄 http://www.kmt.org.tw/japan/page.aspx?type=article&mnum=119&anum=3145
台北駐日経済文化代表処H.Pより 馬英九氏略歴 http://www.taiwanembassy.org/JP/ct.asp?xItem=31949&CtNode=3546&mp=202&xp1=
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その青年の事を仮にAさんとしておきます。Aさんは日台間を往来しながら仕事をされています。そのAさんが今回、東京を経て大阪から台灣に帰国される事を知り、関西国際空港でお会いしました。
会話の中で印象的だったのはやはり「李登輝政権~陳水扁時代(の台灣が)一番良かった」という述懐。
そしてまた「中華民国総統」である人物が米国のグリーン・カード(永住権)を保持し続けている点への不信感(なお馬英九氏の長女 唯中は台灣・米国両国籍を保有)をもAさんは指摘されました。香港生まれの外省人、米国留学時代には中国国民党特務に協力し米国の台灣人学生・台灣独立活動家を監視していた疑惑が濃厚な「中華民国総統」。そして筋金入りの親中反日家。写真は1978年米国ボストンで中壢事件(*1)の抗議デモ参加者を撮影中に発見され逃亡する28歳の馬英九氏をとらえたもの。
現在の馬英九政権(2008年5月~)となり台灣の民主主義の著しい後退については、先日の林一方氏も含めた多くの台灣人が不安を訴えている。
馬氏が日本で一躍脚光(?)を浴びたのは尖閣諸島に関する日本側への強硬な発言を報じた次の記事だったのかもしれない。
馬総統が尖閣の領有権主張 船舶衝突、沈没めぐり(2006.6.12 産経新聞報道)
【台北支局】尖閣諸島・魚釣島近海の日本領海内で日本の巡視船と台湾の遊漁船が接触し遊漁船が沈没した事故で、台湾の馬英九総統は12日、「釣魚台(尖閣の中国語名)は中華民国の領土である」と述べ、総統として日本に賠償などを要求する声明を発表した。
声明は、
(1)釣魚台は台湾に帰属する島嶼である
(2)釣魚台の主権を維持する決心に変わりない
(3)日本政府の船艦がわが国(台湾)領海で、わが国の漁船を沈没させ、わが国の船長を拘留したことに抗議し、船長の釈放と賠償を要求する
(4)海巡署(海上保安庁に相当)の編成と装備の強化を行い、主権と漁業権を守る機能を高める-とした。
馬総統はかつて尖閣の「中華民国帰属」に関する論文を書き、「日本と一戦も辞さない」と強硬姿勢を示したこともある。ただ、総統就任後は「実利を求める指導者は取り扱い方を知っている」と述べ、尖閣問題は棚上げとして経済関係の強化を優先する考えに軌道修正していた。
だが、声明は領有権が絡む原則論では日本に妥協はしないという方針を鮮明にしたもので、今後の日台関係にも影響を与えそうだ。
台湾の欧鴻錬外交部長(外相)もこの日、日本の在台代表機関・交流協会台北事務所の池田維代表(日本大使に相当)を呼び、尖閣の帰属権を主張し、今回の日本の対応に遺憾の意を表明した。しかし、池田代表は「尖閣が日本の領土であることは歴史的にも国際法上も疑いがない」と反論、台湾側の主張に「領有権に関して解決すべき問題は存在せず、要求は受け入れられない」と抗議した。
「日本と一戦も辞さない」と発言した人物の総統職就任以降の台灣では自由・民主主義といった価値観が退潮して密告の復活やECFAでの政府の強権的な手法や傾中の加速が進行している。中国国民党政権下で台灣人の政治的言動に対する自由闊達さが萎縮させられている。今回もここでAさんの実名・顔写真を掲載する事は憚れるのである。
-馬英九氏側の弁明-
国民党ニュースネットワーク(2008.1.29)
馬英九氏:20数年前にグリーンカードを放棄
http://www.kmt.org.tw/japan/page.aspx?type=article&mnum=119&anum=3145
台北駐日経済文化代表処H.Pより
馬英九氏略歴
http://www.taiwanembassy.org/JP/ct.asp?xItem=31949&CtNode=3546&mp=202&xp1=