明治天皇崩御百年 -「明治天皇百年祭・関西」挙行-

投稿日:2012-07-30 - 投稿者(文責):mumeijin

このエントリーをはてなブックマークに追加

.

 明治天皇崩御の日から本日7月30日で百年を迎え、前日29日には大阪商工会議所ビル 国際会議ホールにおいて『明治天皇百年祭 関西-11月3日「文化の日」を「明治の日」に-』が多くの有志参集(4~500名か)のもと開催されました。
___________________________________________

【概要】

「明治天皇百年祭」特別記念講演会 -11月3日「文化の日」を「明治の日」に-
「玄孫が語る明治天皇」

講師 竹田恒泰先生
■ 講師プロフィール
作家、慶應義塾大学法学部講師(憲法学)。昭和50年生。慶應義塾大学法学部法律学科卒業。平成18年に『語られなかった皇族たちの真実』(小学館、平成17年)で山本七平賞を受賞。近著に『現代語古事記:決定版』(学研パブリッシング、平成23年)、『日本はなぜ世界でいちばん人気があるのか』(PHP新書、平成23年)など。旧皇族・竹田宮家の流れを汲み、明治天皇の玄孫(第六皇女・昌子内親王の曾孫)にあたる。

【日時】平成24年7月29日(日)午後2時(開場:13時半)
【会場】大阪商工会議所ビル 国際会議ホール(大阪市中央区本町橋2-8)
【主催】関西「明治の日」推進協議会
【協賛】新しい歴史教科書をつくる会大阪、大阪新樹会、関西戦中派の会、神州正気の会、新聞「アイデンティティ」、大阪読書研究会、大和心のつどひ、創造文化研究所、関西防衛を支える会、my日本、頑張れ日本!全国行動委員会・京都府本部、桃山御陵参拝団、大阪護国神社、そよ風関西、日本会議大阪、日本国体学会 他(順不同)

【特別協賛】「明治の日」推進協議会(会長:塚本三郎)
【後援】産経新聞 大阪日日新聞

___________________________________________

 
(左)岡本幸治 大阪国際大学名誉教授             『明治天皇大喪儀写真―縮刷複製版―』新潮社
(中)竹田恒泰先生
(右)西村眞悟前衆議院議員

 最初に本年六月六日に薨去遊ばされた寬仁親王殿下に対し黙祷が行われ、西村眞悟前衆議院議員(たちあがれ日本大阪府第17選挙区支部長)による挨拶の後に、竹中正安 桃山御陵参拝団副団長による明治天皇御製(*1)奉唱、そして明治天皇四世孫にあたられる竹田恒泰先生(御祖父は明治天皇王孫 竹田宮恒徳王殿下)による記念講演「玄孫が語る明治天皇」が行われ、最後に次の決議案が採択された。

___________________________________________

     決議文

 今を遡ること百年前の七月三十日、明治天皇は崩御あそばされた。十代半ばで御位を継がれてから四十五年あまり、明治天皇の下で国民が一致団結した結果、我が国は欧米列強による侵略をはねかえし、アジア随一の大国へと成長した。

 昭和二年、かかる明治の御代を偲び奉る日として、明治天皇の御誕生日である十一月三日が「明治節」と定められたが、大東亜戦争敗戦後の日本弱体化政策により「明治節」という由緒ある呼称は廃止され、占領憲法の公布記念日として「自由と平和を愛し、文化をすすめる」ことを目的とする「文化の日」と改悪された。

 それから六十有余年、奇跡的な復興を遂げて経済大国となったものの国民精神は弛緩し、諸外国の侮りを受けつつある。今こそ、我々国民は「明治時代を追憶し、わが国の近代化における苦難と栄光に思いをいたす」ことを通じて、精神的再建を果たさねばならない。そのためには、かつて「みどりの日」を昭和天皇御生誕の日に由来する「昭和の日」と改称した前例に倣い、祝日法を改正することにより、「文化の日」を本来の由緒に基づく「明治の日」へと改める必要がある。

 以上のような考えのもと、関西の国民有志が相集って〔関西「明治の日」推進協議会〕を結成して国会に対する請願署名活動を展開してきた。そして、本日ここに特別記念講演会「明治天皇百年祭・関西」を挙行し、明治天皇に対する追慕の念を新たにした。

 今後とも、速やかに「明治の日」を実現すべく、国民に対する一層の啓発活動を展開し、勢力を結集して国会議員への働きかけを強化することに全力を尽くす。

 右、決議する。

         平成二十四年七月二十九日
         「明治天皇百年祭・関西」参加者一同
___________________________________________

(*1)奉唱された明治天皇御製
明治天皇は、御生涯で九万三千三十二首もの大御歌を残されており歴代天皇においても突出されておられるとのことです。

【誓願完成の御製】
末つひにならざらめやは国のため
  民のためにとわがおもふこと
(いつか必ず成し遂げられるであろう、国や民衆のために私が思っていることが)

【絶対平和の御製】
よもの海みなはらからと思ふ世に
  など波風のたちさわぐらむ
(世界は一つであるべきだ。四海の人々はみな兄弟であると思うのに、なぜこうも波風が立って争いがたえないであろうか)

【大和魂の御製】
敷島の大和心のををしさは
  事あるときぞあらはれにける
(日本人の大和魂の雄々しさは、一大事が発生した時にこそ発揮される)

 

 百年祭の七月三十日には明治天皇百年式年祭が、宮中の皇霊殿及び京都の明治天皇山陵(伏見桃山陵)で斎行され、また、明治神宮では明治天皇百年祭が執り行われるほか、様々な記念行事が実施・予定されている。今月十八日には天皇・皇后両陛下が明治神宮を御親謁になられました。

【参考】明治神宮HP 「-明治天皇百年祭特集-」
http://www.meijijingu.or.jp/100th/index.html

___________________________________________


講演中の竹田恒泰先生。軽妙な語り口だが明治様(明治帝をそう御呼びされる)への尊崇の念を感じさせると共に、竹田先生からは強い意志の持ち主であろうという印象を受けた。

.

濱野晃吉 関西防衛を支える会会長の発声による聖寿万歳
___________________________________________

【動画 抄】
1/2 明治天皇百年祭・関西(H24.07.29)
http://www.youtube.com/watch?v=v4yq4kz4cCE
2/2 明治天皇百年祭・関西(H24.07.29)
http://www.youtube.com/watch?v=7mTYJhjRcTE
___________________________________________

河内長野市商工会青年部オフィシャルサイト