[記録]2014年東京都知事選挙 田母神俊雄候補 第一声 <演説全文>

投稿日:2014-01-24 - 投稿者(文責):mumeijin

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田母神俊雄候補第一声
23日 午前10時 渋谷駅ハチ公前で第一声

この度、東京都知事選挙に立候補しました田母神俊雄です。田母神俊雄は、東京を強く、たくましく、そして優しいふるさとのような町にしたいと 思っています。私は自衛官であって、村山談話に反する論文を書いたということで、すごい、怖い、いかついやつではないかというふうに思っておられるかもし れませんけども、私、田母神俊雄は、本当にいい人なんです。

先ほど、この都知事選に立候補するにあたり、靖国神社に参拝をしてまいりました。

日本は、安倍総理が言われる戦後レジームからの脱却。これを果たし、強い、たくましい、優しい日本になっていくためには、靖国参拝は総理がやることが問題に なるようではおかしいと思います。総理が日本を取り戻そうとして行動をしているときに、総理と違った行動を取る人が東京都知事になっては、私は困ってしまうんではないかと思います。安倍総理は、国家観、歴史観がしっかりした総理大臣です。田母神俊雄は安倍総理の国家観、歴史観、これがほぼ似通っています。 総理が靖国参拝をするのに都知事が靖国参拝をしないということで、みなさん、日本を取り戻すことができるでしょうか。

 石原元東京都知事は大変強い東京都知事だったと思います。私も石原都知事のあとを受け継いで、石原都政を受け継いで強い東京都知事になって、安倍総理の政府 の行動方針と同じ方向を向いて、東京をリードして、その日本を、そして東京を強く、たくましく、優しい東京の街にしていきたいと思います。

 今、 東京にオリンピック、パラリンピックが来るということが決定をしまして、東京が世界から注目をされております。そういった中で、昨年の9月にスイスの再保険会社、今年に入ってからはドイツのミュンヘンの世界最大手の再保険会社が、東京の災害に対する脆弱性、これは世界で一番弱いというリスクを警告をしてお ります。これは、東京に投資をしたときに、東京は災害、台風、地震、津波、こういったものに対してどれだけの脆弱性があるかということを、警告をしている 会社であります。これが東京の脆弱性が大変高いと言っていますから、今のままでは東京に対する投資はある程度いったら頭打ちになってしまうと思います。

 アベノミクスが発動されて、今、日本の国家再興に向けて、順調に政治回復に向けて動き出しています。そして、オリンピックが来る。そのときに東京の、今、イ ンフラは大変、老朽化しております。道路、橋、トンネル、建物、こういったものが地震とか津波とか水害とかで被害をあまり受けないように、これを耐震性能を強化していくことが必要です。

 さらに東京の街を美しい景観の街にするために、電線の地中化、電柱をなくす。災害に強いとともに街の景観が美しくなります。ビルの屋上の緑化とかも進めたい と思います。さらに、環状7号線周辺は木造建築が7割、8割です。いったん地震が起きれば、大きな火災で多くの人が亡くなるであろうということが予測され ています。したがって、東京は今後、外国からの投資も呼び込んで、どんどん景気が良くなっていくためには、東京を災害に強い街、これにいろんな公共事業等 でお金をかける。東京は災害に強く、美しい街になると同時に、景気回復もどんどん促進されるということになると思います。

 今、 東京ではまだ企業の99%以上を占める中小企業の賃金、これがまだ上昇に転じておりません。仕事が十分でないからです。その中小企業の仕事が毎日毎日入る と、いう状態になって、やがて賃上げも出来るようになります。みなさんの給料も上がるんです。ですから、政府と東京とが一体となって政治回復に努力をす る。その努力の方向は東京の災害に強い町づくり、美しい景観の町づくりだと思います。

 また、万が一災害が起きたとき、人が1人も死ななくて済むように、東京を、特に人命救助ができるという体制を作り上げることが必要です。今現在、まだ誰かの 指示がなければ動けないという体制ですが、大規模震災とかが起きた時には、緊急事態の発令があった場合には、誰の指示がなくても自動的に警察、消防、ある いは民間の建設会社、土木会社、輸送会社、こういったものが連携をして即時に動けるという体制が必要であると思います。災害が起きてから、どういう組織で 助けようかと言って相談をしていたら、相談をしているうちに多くの人命が失われてしまいます。ですから、そういった即時災害対処の体制をつくる上でも、 私、田母神俊雄の自衛官における経験が十分に役立つと思います。また、東京は今、子どもがあんまり生まれません。特殊出生率が低いんです。それは、結婚年 齢も遅い、ということも関係はありますが、やはり大きくは景気が良くなかったということも関係していると思います。ですから、景気を回復をさせ、さらに子 どもが生まれやすいように、例えば、都営の住宅とか、家賃が10万円であれば、子どもが1人生まれたら3万安くするとか、2人目が生まれたら6万円安くす るとか、そういったことで子どもを育てやすいという体制を作ることが大事だと思います。

 また、近年では女性の社会進出がどんどん進んで、働きたいという女性も大変多いわけです。しかし、託児所、あるいは保育所、その子どもを預ける、その場所も 足りなくて、今、2万人の待機児童がいると言われています。そういったことも女性が働きたいという場合には、子どもを預かれるような施設もきちんと整備を していくことが必要です。

 一方では、家庭で子育てに専念をしたいという女性もいるわけです。こういった家庭で子育てに専念をしたいという女性も何がしかの支援が受けられるような体制を作り、子どもが生まれやすいという、この東京の街にしていきたいと思います。

 子ども、これが次の世代を作ります。子どもが生まれ、きちんと育つことが大切です。従って教育も大事です。教育も子どもたちが、この古い歴史と優れた伝統を 持つ日本の国に、誇りと自信が持てるように、きちんと教育をしていくことが必要です。日本は本当にすばらしい国なんです。これを歴史教育で侵略国家である とか、残虐行為をしたとか、そんなことばっかり教えていたんでは日本の国に自信と誇りを持って、もっと子どもたちが育つわけがないと私は思います。ですか ら、きちんとした国家観、歴史観を持った先生を育て、そしてそれを子どもたちに伝えていくことが必要だと思います。

 さらには、東京は今、おじいちゃん、おばあちゃんが1人で住んでいるという例がどんどん増えているわけであります。隣で人が亡くなっても、1週間も10日も 気がつかないということがありえるわけであります。これは優しい街ではないんではないかと思います。私は、1日も2日も誰とも会話をしないで、テレビだけ が相手で過ごしたというようなことがないように、例えば、多摩ニュータウンとかに、1階はお年寄りには住んでいただいて、高層階には若い子どもを持つ夫婦 に住んでもらって、そして、出入りの都度、若い人たちが1階に住むおじいちゃんやおばあちゃんを見ることができる。また若い夫婦が仕事をしている昼間に は、子どもが遊んでいるときにおじいちゃんやおばあちゃんの目が届いている、というような、こういった3世代が同居をして、家族と同じように暮らせるよう な街に なんとかできないのかなと、いうふうに思っています。そうすれば、みんな安心して東京に住むことができるんではないかと思います。今、石原慎太郎 先生が来られましたので、いったん下がります。

○田母神俊雄オフィシャルウェブサイト
http://www.tamogami-toshio.jp/

○田母神俊雄氏を支援されたい方は
http://www.tamogami-toshio.jp/tomin/support.html


河内長野市商工会青年部オフィシャルサイト