【書籍紹介】彭明敏・黄昭堂著 『台湾の法的地位』

投稿日:2010-03-10 - 投稿者(文責):mumeijin

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台湾の法的地位

本書27ページより抜粋

 34年前に出版された『台湾の法的地位』は中華民国による台湾統治に合法性がなく、台湾独立論の法的根拠となる台湾地位未定論を主張した著作。現在、著者の二人は台湾独立派の重鎮である。

 著者の彭明敏氏は1923年8月15日台中生まれ。旧制三高を経て東京帝国大学法学部に入学、台湾大学法学部卒。法学博士(パリ大学)
1957年から台湾大学法学部教授(国際法)同学部長を歴任。1964年9月「台湾人民自救宣言」を起草作成し8年の実刑判決をうけたが国際世論の批判から釈放。1970年に台湾脱出、米国に。その後20年余りの亡命生活を送った。0992年台湾帰国。1995年に民進党入党し、1996年、台湾史上初の総統直接選挙に民進党から出馬するも落選。選挙終了直後(同年)、民進党を離党し、建国会を結成。著書「自由台湾への道」(社会思想社刊)…その他 多数

 黄昭堂氏は1929年6月6日台南生まれ。東京大学国際学修士、社会学(国際関係)博士。東京大学講師、昭和大学教授を経て、現在、昭和大学名誉教授、台湾安保協会理事長、財団法人現代文化基金会会長。1995年から台湾独立建国聯盟主席。 


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