【速報】NHK、台灣で10月「のど自慢」 -平成18年(2006)以来の海外開催、台灣開催は初-

投稿日:2011-05-23 - 投稿者(文責):mumeijin

このエントリーをはてなブックマークに追加


【毎日新聞】2011年5月23日19時32分

NHKは23日、毎週日曜日に放送している「のど自慢」の台湾大会を10月2日に実施すると発表した。放送は同月下旬の予定。

 海外での開催は、06年以降途絶えていた。NHKによると、日本と交流の盛んな台湾を選んだという。在日台湾人らが開催をNHKに要望する署名運動を展開していた。

 台湾をめぐっては、09年4月放送のNHKスペシャル「シリーズ・JAPANデビュー 第1回アジアの“一等国”」で、事実と違う内容を放送されたなどとして、取材を受けた台湾の先住民らがNHKを相手取って東京地裁に提訴するなど、トラブルが起きていた。


 文中の「在日台灣人ら」とは恐らく、呉正男氏(NHK「のど自慢」大会を台湾で開催をお願いする日台の会会長)達の事でしょう。台灣でのNHK「のど自慢」の開催は年配者にとり念願であったと聞いた事が有ります。場所は国父記念館とのことです。
私は日常「のど自慢」を観る事はないですが、今回台灣開催が実現するのならばこの日ののど自慢だけは視聴したいと思います。
なお開催予定日の10月2日(日)の8日後が、いわゆる双十節(建国記念日)。さてどこの国の建国記念日なのか?中国国民党によれば「中華民国」だという。そして今年は「中華民国建国百周年」の年にあたる、と主張している。日本人の多くは「中華民国」と聞いてどこを指すか分からないのではないか。この建国百周年を文字通り国策としてアピールするのが台灣を不法占拠する中国国民党だ。

 現在、台灣人にとり孫文の辛亥革命など外来支那史であって台灣史と考えるひとはまずいない。蔣介石の中国国民党率いた中華民国。国共内戦で台灣に敗走したその後継政治当局による実効支配は確かに続いている。しかしそれは38年間の戒厳令によって台灣人の民族自決の機会を奪取する形で続いた不法な政権である事を理解すべきだ。中華民国百周年を祝賀するという事は、中国国民党による台灣人弾圧の歴史を容認する事となる。ツアー旅行では中正記念堂(蔣介石廟)に立ち寄る事が多い様ですが、考えてみるとこれは台灣人への非礼に当る行為だ。アジアに於けるファシストとは蔣介石の事である。大陸で、台灣で暴虐非道の振る舞いを行ったのはまさにこの男である。

 左は「慶祝中華民國建國一百年」の文字の入った百圓紙幣、通常は「中華民國〇〇年製版」と記載されている。
今年1月に発行された百圓記念紙幣。台灣の友人から贈呈されたものですが、4億枚が流通しているとの事で時価額は額面通りです。

【参考】中華民国建国100周年の100元記念紙幣が2011年1月6日に発行
http://www.taiwanembassy.org/ct.asp?xItem=171264&ctNode=3591&mp=202


さて、日本語世代の台灣人や正統派哈日族(!)に大変人気の名曲に『臺灣軍の歌』が有ります。ただ無論、NHKには軍歌の歌唱を許すような度量は無いでしょう。

 

動画0:20~に現れるイラストは台灣人画家の氫酸鉀先生によるものです。

↓氫酸鉀先生近影、このバイクの側面ステッカー意匠はこちらから⇒http://b1.rimg.tw/kcn2/d4e512d8.jpg




こちらは氫酸鉀先生の作品『昭和少女』。昭和の軍人や学生等を幻想的なタッチで描いており、魅入ってしまいます。少女の後方には篆書体で「大日本帝國」と書かれている。また台湾神社(後の台灣神宮)の主祭神は北白川宮能久親王。

 
氫酸鉀先生の作品はこちらから閲覧する事が出来ます。なお先生は日本語教室にも通われておられるので日本語の文章も上手です⇒
http://blog.roodo.com/kcn

【関連】
〇昭和27年(1952)4月28日 http://ilha-formosa.org/2011/04/28/1952428/
〇【探訪】「台北駐大阪經濟文化辧事處」
http://ilha-formosa.org/2011/01/28/taiwaninosaka/

〇のど自慢 in 台湾 http://www.nhk.or.jp/nodojiman/taiwan/index.html

.
【被災者・被災地の復興に御支援を!】日本赤十字社 「東日本大震災義援金」
http://www.jrc.or.jp/contribution/l3/Vcms3_00002069.html


河内長野市商工会青年部オフィシャルサイト