李登輝元総統、国民へのメッセージ-『台湾は日本の生命線』7月2日条より-

投稿日:2011-07-03 - 投稿者(文責):mumeijin

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私はこれまで一貫して司法を尊重してきた。総統在任中も司法の独立のために努力し続けた。そして公私をはっきりと区別し、私情を挟まなかった。なぜなら、公平正義の司法を打ち立てることで、初めて民主体制の長久的な発展を維持できるからである。これが私の絶対的な立場、態度なのだ。

この案件に関し、大勢の人が私の考えを聞いてきたが、先ず特捜部のニュースリリースを見れてほしいと伝えたい。私に関わる部分についてはまったく証拠のないことがわかるだろう。

私の事務所の主任の表情が厳粛なのは、私の指示によるとか、彼は私との関係がいいから、彼のしたことはみな私が知っているはずだとか、私たち三人が密かに企んだなどといっているが、そのどれもが作り話であり、総統としてやってはならないことなのだ。この件に関して、私はあまり多くは語りたくない。なぜなら多くは検察官が自分で考え出したものだからだ。

私は、総統就任当時、考えなければならないのは国家と人民のことであり、国家、人民に有利なことは推進したことだけは強調したい。しかしどのように執行したかについて、私はあまり細かくは聞いていない。今後司法に関わることは弁護士に委ねることにする。

私は白い布が黒く染められるほど、この社会で公共正義が失われているとは思いたくない。私は神の存在を信じている。

 私は公職着任以来、一貫して公私をはっきりと区別してきた。今日になって歪曲、誹謗に直面したわけだが、自身が無実であることだけは絶対に譲らない。私は断じてこのようなことで打倒されることはない。台湾の主体性と民主の発展を守るため、これからも主張すべきことは主張し、行うべきことは行っていきたい!

 最後に私が言いたいことは、私はすでに年を取って九十歳となり、死ぬことも恐れていないことだ。どのような圧迫手段も恐れることはしないのである!たとえこの李登輝は死んでも、台湾にはまだまだたくさんの李登輝がおり、台湾の民主のために奮闘し続けるものと信じている。私は息をしている限り、皆さんととともがんばりたい。子孫の幸福のため、私たちの国家のためにがんばりたい!

 みなさん、ありがとう。皆さんのご健康と、すべてが順調であることをお祈りします。特捜部が昨日、国家安全局機密費の件で私を起訴したことに対し、私はまず各界からご声援をいただいていること、気にかけていただいていることに感謝したい。


李登輝先生が語られた情熱的なメッセージ、思いが言葉となって語られている。本当の言葉だという事です。

7月23日には黄文雄先生著『哲人政治家 李登輝の原点』がワック社(WAC)から発売されます。これは是非とも読んでおきたいところです。


 

河内長野市商工会青年部オフィシャルサイト