「台灣獨立行動黨(台湾独立行動党)」結党

投稿日:2015-07-06 - 投稿者(文責):mumeijin

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2016立委-獨派大老聯合 組「台灣獨立行動黨」-民視新聞

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新政党がまた結成された。台湾独立の理念を放棄した民進党に不満だからだ。
彭明敏、吳澧­培等多くの独立派重鎮が連合した「台湾独立行動党」結党は、台湾の独立建国を訴え、
2016年の立法委員選挙に選挙区から候補者を選出、比例区で議席を狙う。

台湾独立行動党主席に内定している金恆煒は語っている「民進党は心配しないで欲しい。総統選では蔡英文を支持する」


(グリーン陣営)震撼!幾人かの大物独立派により新政党が結成される。
前総統府上級顧問・彭明敏、同上級顧問吳澧培、台湾基督長老教会牧師・高俊明、前総統府秘書長・陳師孟や台湾派学者等が、グリーン陣営の著名な政治評論家・金恒煒の主導の下に、「台湾独立行動党」の組織準備を決定、新政党の共同発起人に名を連ねた。党主席として内定した政治評論家の金恒煒はすでに内政部に対して新政党結成の申請を行っており、憲法制定による新国家建立のための台湾独立行動党創建を強調している。目標は来年の立法委員選挙で、選挙区での立法委員候補者を推挙するとともに、比例区での議席を狙っている。

内政部へ政党登録を行う
来年立法院での議席獲得を狙う

民進党は既に党主席・蔡英文を総統選挙で候補者としており、台湾独立行動党と民進党の競合関係が注目されている。台湾独立行動党の責任者である金恒煒によると「我々の理念と最も近い総統候補者を支持する」と語っており、彼は率直に「現在の総統候補者の中で、蔡英文とは新政党の理念で最も近い」としている。この様に彼は蔡英文支持の「裏書」の代わりに語っている。

彭明敏の参謀は「台湾独立は、彭明敏先生が一生を掛け追い求めている理想だ。現在、台湾独立を推進する後輩がおり、彭明敏は当然これを支持している。以前から金恒煒は彭明敏のもとに訪問するなどして、台湾独立の新政党が必要であることを語っていた。このことに彭明敏は非常に感動して、台湾独立行動党の発起人に名を連ねることに同意している。ただ彭明敏は数日来体調が優れず、家庭にて静養しており、取材に対応することや、新政党の第一線に立つことがやや困難である。

金恒煒は「すでに台湾独立行動党の発起人として、客家人重鎮の元総統府国策顧問・李喬、陳水扁政権時の教育部長・杜正勝、歴史学者で新台灣國策智庫(シンクタンク)顧問・李永熾、鄭欽仁、前環境保護署長林俊義、元新聞局長謝志偉、元行政院文化建設委員會主任委員・陳其南、北栄医師・郭正典、前中華電視社長・江霞といった人物が賛同している」と述べている。

台湾独立行動党

台湾の独立建国を訴える
台湾独立派の票を分散させるべきではない

金恒煒は次の様に強調している。
「現在、民進党、国民党、台湾団結連盟、時代力量や社民党といった政党には、台湾独立建国を主旨とする政党が一つも存在しない。これら独立派の票は非常に手堅い。だから我々は積極的にこれをひとつに構築するべきで、独立派の票を分散させるべきではない。

もともと二名の台湾派医師が結党を求めていて、彼らと新党について話したこともある。しかしその後結党は挫折。そこで彼は自らが表に立って結党を志した。5月下旬、彼は新党結成を決心し、5月29日に彭明敏を訪ねて対談、新政党の共同発起人に彭明敏が就任することに同意してもらっている。」

金恒煒は「彭明敏だけではなく、吳澧培と陳師孟等も私が組織する台湾独立の新政党の考えを支持している。台湾独立行動党の党主席は当面は私が内定しているが、党主席に就任するに値する適任者がいれば就任を望んでいる」と語っている。

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(写真はイメージ)

本項は、
自由時報報道(2015/7/6) 「獨派大老彭明敏、陳師孟等 組台獨新政黨」の翻訳記事である。
http://news.ltn.com.tw/news/focus/paper/894389


独立派比例区の立法委員当選を目指す (2015/7/3 国民党ニュースネットワーク)
http://www1.kmt.org.tw/japan/page.aspx?type=article&mnum=119&anum=13614

ソース:聯合報     2015・7・3

彭明敏、呉澧培丶陳師孟等独立派の大将が「台湾独立派行動党」を組織して,立法委員選挙の比例区に候補者を出そうとしている。総統候補 は蔡英文を支持するが,葉宜津民進党立法委員は,これでは民進党に悪影響を与えるという。頼振昌台湾団結連盟総召集人は,これを支持している。

独立派は民進党の「現状維持」に不満を持ち,コラムニスト金恆煒は五月二十五日,党を組織し,金恒煒が暫定的主席となり,内政部に政党登記をおこなっている。

金恒煒は,新政党が台湾独立行動党と名ずけたのは,台湾独立はスローガンや宣伝ではなく,綱領に書いただけでは駄目で,行動が必要であると述べた。

彼は,彼らが党を組織するのは,民進党がこの票を取れないからである,二0一二年の立法委員選挙において,百万票以上が台湾団結連盟に走ったが,今では台湾団結連盟はもう魅力が無い。自分たちは科学的な方法で研究した結果,此処に新しい政党を作った次第であると述べた。


 

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