【動画紹介】紅色戒嚴 -激動台灣の記録-

投稿日:2010-12-30 - 投稿者(文責):mumeijin

このエントリーをはてなブックマークに追加

.


平成20(2008)年の出来事

3月10日 ラサを中心としてチベット人の大規模蜂起、中国共産党のチベット弾圧始まる。
4月26日 北京オリンピックの聖火が長野市へ、日本人の抗議活動活発化。
5月 6日 国賓として胡 錦濤国家主席が来日
5月20日 馬英九氏が総統就任
6月15日 尖閣諸島沖で日本海上保安庁と台灣遊漁船が衝突、漁船は沈没。台灣は抗議の為に許世楷台北駐日経済文化代表処代表を召還。
11月 6日 陳雲林海峡両岸関係協会会長が訪台し総統府に馬英九総統を訪問、会談。陳会長の台灣入りに対する市民の抗議活動が激化(『紅色戒嚴』はこの間の様子を撮影したものです) 

台湾の声
2008/11/6 【ニュース】陳雲林来台で、馬政権が民進党関係者を次々と逮捕

 中華人民共和国(中国)の特使である陳雲林・海峡両岸関係協会(海協会)会長の来台に合わせて、台湾の馬英九政権は野党・民主進歩党(民進党)関係者の逮捕や身柄拘束を次々と行っており、司法に政治が介入しているとの批判が高まっている。


『紅色戒嚴-陳雲林事件紀實-』監製 王美琇/編導 陳麗貴/製作 台灣之友會
 
 10月29日、陳明文・嘉義県長が汚職に関わったとして身柄を拘束され、続いて10月31日に陳水扁前総統(前大統領)から信頼の厚かった邱義仁・前行政院副院長(前副首相)が外交機密費の横領容疑で逮捕された。さらに、陳前総統の側近である馬永成・元総統府副秘書長と蘇治芬・雲林県長が11月4日に身柄拘束された。台湾のメディアの中には、馬政権が陳雲林氏の来台に合わせて中国へ見せるためという政治的動機があるのではないかと伝えている。

 このほか、先日、中国の張銘清・海協会副会長の来台に抗議し、張氏が転倒した現場にいた王定宇・台南市議が事件から9日間で検察から懲役1年2ヶ月を求刑された。 

 一方で、陳水扁前総統は11月4日、馬英九総統と陳雲林会長を外患罪で告発した。陳前総統は「中華人民共和国は主権独立国家であり、台湾から言えば中国は別の国、外国である。さらには敵対している国である。馬英九は『一つの中国』を主張し、最終的な統一に同意している。馬英九は主権論争を棚上げを言っていたが、それは主権の棚上げに変わり、すなわち主権を放棄した。簡単にいえば台湾を売る行為であり、刑法104条(外患罪)の規定に違反している」と訴えた。


11月6日、馬英九総統と陳雲林会長が会談する。会場の台北賓館の周辺は1万人を超える台湾国民が包囲する予定となっており、陳会長が馬英九氏を「総統」(大統領)と呼ぶか、もし馬総統が「総統」と呼ばれなかった場合にそれを容認してしまうのか、台湾国民は馬総統が台湾の主権を守る意志があるのか会談の行方を注目している。
 
 
 赤戒厳1(原題は紅色戒嚴) 9:17~「私は私の友達が中国の一部に成ってほしくない」


赤戒厳2

赤戒厳3


河内長野市商工会青年部オフィシャルサイト