【世界同時】南モンゴル人の懇願(抗議)活動。東京で100余名が集まる-平成23(2011)5月30日(月)-

投稿日:2011-05-31 - 投稿者(文責):mumeijin

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【Radio Free Uyghur Japan】
2011年5月30日草原を守れ!人権を守れ!在日モンゴル人の抗議行動
  

【mahoroba-japanチャンネル】
5.30南モンゴル人が中国大使館に抗議1 準備編 全世界同時の抗議行動

  

【mahoroba-japanチャンネル】
5.30南モンゴル人が中国大使館に抗議2 遊牧民の故意の轢き殺しに抗議
  

5.30南モンゴル人が中国大使館に抗議3 抗議声明を読み上げ提出


5.30南モンゴル人が中国大使館に抗議4 モンゴル民族の歌を大合唱
  

南モンゴル情報】  

〇南モンゴル人権情報センター
http://www.smhric.org/Japanese%20SMW-table.htm
  

〇バー・ボルドー オフィシャル・ブログ
http://bold.mglhuun.com/
  

〇モンゴル自由連盟党
http://www.lupm.org/japanese/
  

〇内モンゴル人民党
http://www.innermongolia.org/
  

〇在日モンゴル人自由談話室
http://www2.rocketbbs.com/11/bbs.cgi?id=mongol

  

 中国内モンゴル自治区で起きた抗議活動に対する日本政府や政党からの談話は現在のところ聞かない。中国国内の人権問題について日本の反応はいつも鈍い。
 中国国内に限らず、世界の人権侵害について日本は主体的に、そしてより積極的に発言するべきである。隣人の苦難に対し手を差しのべる、という行為は本来突き動かされて行う事であるはずだ。チベットや東トルキスタンで行われる中国共産党政府への命懸けの抗議活動に対して、これからも日本政府は見てみぬ振りをし続けるのか。それは恥ずべき態度である。
 いざという時にこそ人間の本質が現れる。言葉がどれだけ雄弁であっても、そのいざという時の行動こそがその人の本質であり真価なのだ。平成20年(2008)5月、来日中の胡錦濤国家主席に対し安倍晋三元首相がチベット及びウイグルの人権状況を直接問い質した事が日本の政治家では稀有な行動となる。なお安倍元首相は前年11月にラビヤ・カーディル世界ウイグル会議議長とウイグル問題について対談を行なっている。中国共産党は安倍氏こそに一目置いたに違いない。物事というのはそういうものだと思う。
 
 
 東京・中国大使館前で行われた在日南モンゴル人の立場も複数有る様だ。オルホノド・ダイチン氏や殿岡昭郎先生は中国共産党糾弾の立場をとる。一方で招集人の一人である富川力動(バー・ボルドー)氏は「政治目的ではなく、反政府運動ではない。…抗議活動ではなく懇願だ」「5.11事件を世界に訴えるために中国の法律を守る」としているが、これもまた事件がおきたシリンゴル盟地方出身者として同胞の安全を思うがゆえの言動なのだ。現在、日本国内に多くの中国共産党関係者が存在する事はいうまでもない。その中で在日南モンゴル人が懇願活動を行う事は非常な決断が必要だったと思う。多くの在日南モンゴル人を動かしたのは祖国で最大限の勇気を示した同胞南モンゴル人への連帯の顕れなのだ。
 今はまだ安全地帯にいる日本人は彼らに対してせめて精神的な援助を行って欲しいと思う。動画を拡散する、南モンゴルの出来事をブログに書く、そういった簡単な事が孤立無援の彼らには大きな勇気となるはずだ。

 最後に。 中華人民共和国憲法の第一章第三五条は次のように規定している。
 
 
「中華人民共和国の公民は、言論、出版、集会、結社、行進、デモの自由を有する」

 この画餅でしかない憲法を遵守せよ、というのが南モンゴル人が中国政府に突きつけたスローガンのひとつである。
【被災者・被災地の復興に御支援を!】日本赤十字社 「東日本大震災義援金」 http://www.jrc.or.jp/contribution/l3/Vcms3_00002069.html
河内長野市商工会青年部オフィシャルサイト