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20日の大阪デモ、内外メディアによる報道 [記録保存用]

2010-11-22
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産経新聞朝刊(大阪市内版)
平成22(2010)年11月21日(土)
 

 中国政府へ抗議デモ
 大阪市内で3300人参加

 沖縄・尖閣諸島沖の中国漁船衝突事件に関し、民間団体「頑張れ日本!全国行動委員会」(田母神俊雄会長)などは20日、大阪市内で中国政府への抗議デモを行った。尖閣問題をめぐる同団体のデモは関西で初めてで、約3300人(主催者発表)が参加した。

 先導したのは、関西本部代表の西村真悟元衆院議員や大阪支部代表の三宅博元八尾市議ら。「中国の侵略を許さない」「日本の領土と主権を守り抜く」などと訴え、西区の新町北公園からミナミまで約3キロを歩いた。日本の国旗を手に参加した家族連れや学生の姿も目立ち、中国に配慮して衝突映像を一般公開しない日本政府の対応を批判する声が多く聞かれた。

 インターネットの呼びかけで参加した大阪市内の男性(41)は、予想を超える大規模なデモに「まだ日本に希望が残っていると感じた」と話していた。

   *今回のデモを紙面に掲載した大手新聞は産經新聞だけです。私はこれを機会に産經新聞の定期購読を始めました。

 

毎日放送(MBS)

http://www.mbs.jp/news/kansaiflash_GE101120165000408204.shtml 

■尖閣問題 大阪で市民デモ (11/20 18:26) 

 尖閣諸島沖で中国漁船が海上保安庁の巡視船に衝突した問題で、日本政府の対応などに抗議するため大阪で市民らがデモ行進をしました。
 
デモ行進を主催したのは元航空幕僚長の田母神俊雄氏が代表を務める「頑張れ日本!全国行動委員会」で、呼びかけに応じた市民らおよそ3,300人が参加しました。

「尖閣(諸島)が日本の固有の領土である事をみなさんに知ってもらうために来た」(参加者)
「反対の声も賛成の声も2つとも聞いて考えてほしい」(初めてデモに参加した人) 

 集会には関西本部長を務める西村眞悟元衆議院議員も参加し、政府の対応や領有権を主張する中国に抗議しました。

「抗議するぞー」(参加者ら)
 
1時間半にわたる集会のあと、参加者は日の丸やプラカードを手に御堂筋でデモ行進を行いました。
主催者側はこの抗議活動を今後、全国に広げていきたいと
話しています。 
 
中國評論新聞 (香港)(http://www.chinareviewnews.com)   2010-11-20 16:47:00
 
 
 
 

 

日本右翼叫囂“團結一切反中國”

中評社北京11月20日電/環球網援引日本媒體消息,日本千餘名右翼分子11月20日在大阪舉行反華集會,有右翼分子代表還發表了所謂演講。

  據日本新聞網報道,此次集會自當地時間下午12時30分開始,地點在大阪市西區新町北公園,參加集會的右翼分子有1500人。參加者“對中國政府展開了猛烈的批判”。

  此次集會由日本右翼團體組織“奮起日本!全國行動委員會”發起。據報道,該組織幹事長水島總在集會發表演講,稱必須“團結起一切力量反對中國”。

  此外,曾經登上過釣魚島宣示所謂“主權”的日本前眾議院議員西村真悟海也發表了講演,他聲稱中國奉行“霸權主義”,日本對此“必須承擔起自己的責任”。

  據瞭解,“奮起日本!全國行動委員會”的會長是日本前空軍司令田母神俊雄,他因為發表否定日本侵略歷史的言論而被勒令提前退休,其目前是日本保守派勢力的代表,也是最近數次在東京和橫濱的反華示威遊行的組織者。

  此前報道稱,在舉行抗議集會後,該團體預計於14時開始在大阪市中心舉行示威遊行,並將行進到中國駐大阪總領事館前,宣讀所謂的“抗議信”。

 
 
チャンネル桜 大阪11・20デモ報道動画
 
 
 
 

 

感動的だった日本人の団結 -11.20中国の尖閣諸島侵略糾弾!全国国民統一行動 in 大阪-

2010-11-21
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 3,300名の参加者は最後まで整然と規律正しく、そして力強かった。
私達はこのデモを通じて、普段静かな日本人が国難を前にひとつに団結する姿を目撃した。友邦台灣と祖国日本、アジア諸国を中国共産党覇権主義から護る為、世論喚起の為に私達は引き続き行動する。

台灣を應援する日本人有志(友台日本人)、台灣建國應援團からは三名が参加しました。

 
 
 
 

【 アナウンス内容 】

〇御通行中の皆様、沿道の皆様、お騒がせ致しております。
 こちらは、無党派の草の根国民運動組織「頑張れ日本 全国行動委員会」「草莽全国地方議員の会」のデモ行進です。
〇私達は本日、アジアの自由と平和、人権を求めて起ち上がりました。アジアは、今、中国という全体主義一党独裁国家の侵略と覇権主義の危機にあります。同じように北朝鮮は、日本だけではなく多くのアジアの人々を拉致した一党独裁軍事国家です。私達は自由と平和と人権を求めて戦っているアジアの人々と連帯して、一党独裁軍事国家中国の侵略と戦います。
〇11月4日、日本の領海に侵入した中国漁船衝突ビデオがインターネットで流れ、中国の意図的な侵略行為が明らかになりました。私達は、中国による尖閣諸島での領海侵犯と海上保安庁巡視艇への衝突に対して、抗議の声を上げています。このままでは、日本固有の領土が、中国によって侵略されてしまいます。
〇菅直人民主党政権は、日本の領海を侵犯し、海上保安庁の巡視艇に体当たり攻撃を仕掛けた中国工作船の船長を愚かにも釈放し、中国の脅しと圧力に屈しました。私達は民主党の腰抜け、弱腰外交を許しません。これは日本の自由と民主主義を中国に売り飛ばした、日本国民への裏切り行為です。
〇私達は、特別な組織団体に所属しているわけではなく、お金をもらっているわけでもありません。普通の一般市民です。今日は、沿道の皆さんにも聞いてほしい事があり、こうして歩いています。国民が声をあげることで、日本政府と中国へ 日本国民の意志を示さなければなりません。
〇沿道の皆さんはご存知でしたか?日本では、言論統制、情報統制が行われていることを。マスメディアは本当の事がいえません。スポンサーにとって都合の悪い事もいえません。マスメディアは政府や外国勢力の圧力により、本来国民に伝えるべき事を伝えていません。マスメディア、民主党政権をはじめとする、いまの日本のおかしさに、どうか気づいてください。
〇沿道の皆さんは、現在の日本政府の外交姿勢に対して、どう思っているでしょうか?なめられきっている日本、虎視眈々と日本の領土・領海侵犯を犯して、侵略を狙う、中国、北朝鮮、ロシアがあります。皆さんインターネットで調べてみてください。インターネットの動画サイトで、マスメディアが流したがらない本当の日本の現状を確かめてみてください。
〇命をかけて日本を守っている、海上保安庁の皆さん、航空、陸上、海上自衛隊の皆さん、そして本日警備をしてくれている警察官や機動隊の皆さん、あなた方は、日本の誇りです。私たちは、あなた方が日本を守っていることに、感謝しています。

 

 【 英語バージョン・アナウンス】

We are general people,and We love Japan.
(私たちは一般人です。日本を愛しています。)
We are angry,with China,to Japanese Government.
(私たちは中国と日本政府に怒っています。)
Senkaku Island is part of Japanese territory.
(尖閣諸島は日本の領土です。)
Japanese Government must fully open the evidence video to people and the world.
(日本政府は国民と世界に証拠ビデオを見せなさい!)

【 シュプレヒコール内容 】

私達は、中国の覇権主義、軍国主義に断固として反対するぞー!
私達は、中国による日本とアジアへの侵略行為に断固として抗議するぞー!
私達は中国による民族虐殺、民族浄化、人権弾圧に断固 反対するぞー!
私達は中国の東シナ海への侵略行為を許さないぞー!
私達は中国による南シナ海への侵略行為を許さないぞー!
私達は中国による軍事威嚇や脅しには屈しないぞ!
私達は中国全体主義政権による自由と民主主義に対する挑戦を実力で阻止するぞー!
私達はアジア諸国民と連帯して、中国の侵略と覇権主義と侵略を粉砕するぞー!

私達は、自由と平和、民族自決を求めるチベット人、ウイグル人、モンゴル人、台湾人と連帯して戦うぞ!
私達はノーベル平和賞受賞者 劉暁波氏の釈放を要求するぞー!
私達は衝突事件ビデオを告発した、海上保安庁職員を支援するぞー!
私達は北朝鮮によるテロ、拉致行為を絶対に許さないぞー!
私達は北朝鮮に連れ去られた拉致被害者を奪還するぞー!絶対に奪還するぞー!
私達は絶対に、拉致被害者を見捨てないぞー!特定被害者を見捨てないぞー!
私達は、軍事的脅しには屈しないぞー!
私達は、軍事独裁国家北朝鮮の拉致とテロを許さないぞー!

北朝鮮による、アジア諸国民の拉致と、テロを、許さないぞー!
中国による尖閣諸島への領海侵犯、侵略を許さないぞ!
中国の東シナ海侵略を許さないぞ!
中国の沖縄侵略を許さないぞ!
中国による、日本とアジアへの侵略を許さないぞ!
中国の覇権主義を阻止するぞ!
中国はノーベル平和賞受賞者劉暁波氏を釈放しろ!
中国の人権弾圧を許さないぞ!
中国はチベット人への虐殺、人権弾圧をやめろ!
チベットの自由と独立と人権を勝ち取るぞ!
中国はウイグル人への虐殺、人権弾圧をやめろ!
ウイグルの自由と独立と人権を勝ち取るぞー!
中国はモンゴルへの虐殺、人権弾圧をやめろー!
モンゴルの自由と独立と人権を勝ち取るぞー!
中国の台湾侵略と併合を許さないぞー!(阻止中國的台灣侵略和合併!)
日本国民は台湾人と連帯し自由台湾を守り抜くぞー!(日本國民與台灣人聯合堅守自由台灣!)

民主党政権の、金権腐敗、売国外交 はんたーい!
自由と平和を求めるアジア諸国民と連帯して、ファシスト国家中国と戦うぞー!
一党独裁ファシスト国家と戦うぞ!
私達は、衝突事件ビデオを流出させた海上保安庁職員を支援するぞー!
 日本人は自由と平和を守りぬくぞー!
誇りある日本人は戦うぞー!中国の暴力と脅しをはね逃け、戦うぞー!
誇りある日本国民は、アジアの人々と連帯して戦うぞ!戦うぞー! 最後まで戦うぞ!戦いぬくぞー!
 
私達は、自分達の家族を、守りぬくぞー!
民主党政権は即刻、国会を解散せよー!国会、解散!国会、解散!国会、解散!
私達は、子供達のために、安全で平和な日本を取り戻すぞー!
私達は、祖先が築きあげてきた、日本の誇りを取り戻すぞー!
私達は、日本の自由と平和を守りぬくぞー!
私達は、日本とアジアの自由と平和の為に戦うぞー!
 
  我們日本人絕對支持台灣人自己建立 台灣國 NO!中國共產黨 NO!中華民国体制

日本国民はアジアの諸国民と連帯して戦うぞー!
私達は、ロシアによる北方領土への実効支配を、許さないぞー!
ロシアは北方領土を返せー!
メドベージェフ大統領の、北方領土への上陸を、認めないぞー!
日本人は、圧制に苦しむ中国や朝鮮の国民と連帯し、一党独裁体制を打倒するぞー!

民主党政権は、情報公開の公約を守れー!
民主党政権の、腰抜弱腰外交 きゅうだーん!
民主党政権の、中国屈従外交 はんたーい!

民主党政権は、日本を貶める情けない外交を、やめろー!
私達は、sengoku38さんに感謝しています。内部告発してくれて、ありがとーう!
日本人の誇りを、取り戻すぞー!
私達は、海上保安庁を、応援するぞー!
民主党政権は、漁船衝突ビデオをノーカットで公開しろー!
尖閣諸島を守るぞー!尖閣、守れ!尖閣、守れ!(コーラー「尖閣!」デモ隊「守れ!)
民主党政権は即刻、解散せよー!
私達は、日本人の領土と主権を、守りぬくぞー!

 

 第五梯団を統率する松井副團長 
 

 
 戦後、日本人が台灣から引揚げた後、台灣の人々の間から生まれた言葉が有ります。
リップン・チェンシン(日本精神)。 この言葉が意味する事は「清潔・公正・誠実・勤勉・信頼・責任感・規律順守・滅私奉公」だという。今回の大規模デモの参加者の挙措動作はとても立派で美しかった。これこそが日本精神のこころだったのかもしれません。

 
*主催者・スタッフ・参加者、そして警察の皆様に感謝します。 

【告知】『11/20(土) 中国の尖閣諸島侵略糾弾!全国国民統一行動 in 大阪』

2010-11-17
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台灣侵略,絕對阻止! 對抗,中國共產黨霸權主義!
      奮起日本人,奮起台灣人!
歓迎住在西日本的台灣人踴躍參加!日台人民一起奮闘


準備・デモ等にお手伝い戴ける方は 11:00までにご参集、 現地Staffの上田様まで申し出下さい。

集合場所は「新町北公園(大阪市西区新町1-15/旧厚生年金会館 南側)」です。お間違いのないように。
《デモ行進ルート概略図》 総距離2.8㎞、予定時間65分 

我們主張「護台灣!,護日本!」 台灣建國應援團 成員全體

【主催】
頑張れ日本!全国行動委員会
頑張れ日本!全国行動委員会・関西総本部・大阪支部
草莽全国地方議員の会
日本李登輝友の会
台湾研究フォーラム

【連絡先】
頑張れ日本!全国行動委員会(TEL03-5468-9222)


11/14(日)『 アジアに自由と平和を!中国(胡錦濤)のアジアと尖閣諸島侵略糾弾!街頭宣伝活動 in 横浜』の様子

【台灣歌壇】南島に息吹く-蘇南瀛歌集-

2010-11-11
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蘇南瀛(ソ ナンヨウ)歌集より
蘇南瀛、本名 蘇楠榮 1928年11月 台湾台南州生まれ  

海角七号

二十四年見ざりし映画今日ぞ見る「海角七号(ミサキナナバンチ)」郷土の巨作

美しさ 海 歌 人情(ナサケ) 異世の恋「海角七号」いたく見に沁む

送れざりし祖父の残せる恋文の宛名は今無き海角七号

敗戦に裂かれて別れし前の代の悲恋の手紙(フミ)を背音に聞く

やけ酒に酔ひたる千絵を抱き起し打つに任する阿嘉の表情

君残れさなくば我も行くと言ふ別れの際の阿嘉の告白

嬉しかり聞きて得わかぬわめき歌のくくりが「野ばら」のコーラスなりき

 
 この世界斯くも美しくありけるか消え居し形隠れ居し色

(歌人は視力を失うも、手術により2007年に光を取り戻された。)

 海角七号の歌、美しいですね。海角七号を何度も観に行った日本人女性を私は知っています。『海角七号』という作品に巡り逢えた方達は・・・幸せです。 
 蘇南瀛先生には政治批評的な歌もあり、多くの台灣人・日本人に静かな勇気を与えていると思います。私もそのひとりだと思います。ここで僕の好きな言葉を紹介させて頂きます。

---勇気は感染する、但し勇気有る人にだけ---

『海角七号』についての項は http://ilha-formosa.org/?p=104

 

 

 

【記録保存用】「中華民国(中華民国亡命政権)」、台湾領有に関するその論理

2010-11-11
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【其の一】「台灣は中華民國に所属する」 陳錫蕃氏 2009年5月5日発表

台湾は中華民国に所属する。

中華民国憲法によれば、「台湾にある中華民国」という言い方は、厳密にはかなりこじつけの言い方で、「中華民国すなわち台湾」という言い方はなおさら無理きわまるものであり、正確には「台湾は中華民国に所属する」と言わなければならない。

中華民国は清朝を継承したのだから、日清戦争(1895)で敗戦した後、台湾を日本に割譲することを決めた下関条約(1895)を含めて、清朝が諸外国と締結した条約をも受け継いだことになる。日本が中国を侵略し、盧溝橋事件を起こしたことがきっかけとなって、全面的抗日戦争へと発展した。1941年、日本が真珠湾を奇襲すると同時に、アジアにある米英両国の植民地にも攻撃をかけた。米英両国が日本に宣戦を布告したのに続き、中華民国も日本に宣戦を布告し、米英と同盟を結んだ。

宣戦布告の国際法的効力は、下関条約をはじめ両国間のすべての条約が廃棄されることである。 1943年12月、中、米、英三国がカイロ会議を開き、中国東北部(満洲)、台湾、澎湖諸島の中華民国への返還を決めたカイロ宣言を発表し、さらにポツダム宣言でそれを確認した。

1945年8月、日本が無条件降伏し(日本人及び親日派の言う終戦ではない)、その降伏文書にポツダム宣言の正式受諾を明記した。中華民国政府はやがて満洲と台湾、澎湖諸島を取り戻した。当時、「台湾地位未定」あるいは台湾を中華民国に返還すべきでないと指摘した国も人もなかった。不幸なことに、大陸では国共内戦が再び起こり、台湾でも1947年に「二二八事件」が起きた。1949年大陸が共産党によって制覇され、中華民国の中央政府は台湾への撤退を余儀なくされた。一時は風前の灯のように存続も危ぶまれる状態であったが、天の助けか、1949年10月25日、国軍が金門の古寧頭で大勝し、民心と士気も大いに奮い立った。

ただ、この時期の中華民国の外交が暗黒期に突入したことも否定できない。1949年8月アメリカ国務省が発表した白書にその一端が窺われる。1949年10月1日、中国共産党政権が発足したあと、トルーマン大統領が1950年1月5日に行われた記者会見で、「1943年12月1日に発表されたカイロ宣言の中で、アメリカ大統領、イギリス首相ならびに中国(中華民国を指す)主席は、宣言の目的は台湾など日本が中国から奪い取った領土を中華民国に返還させることにあると声明した。

アメリカは1945年7月26日に発表されたポツダム宣言の調印国である。そのポツダム宣言第八条には、カイロ宣言の条項は直ちに執行すべきだということが明記されている。日本は降伏する際、同宣言の条項を受け入れた。

以上の諸宣言を実現させるため、台湾については蒋介石大元帥が日本の降伏を受け入れた。過去4年来、アメリカおよびその他の同盟国も中華民国が台湾で行使している権力を認めている」との見解を示した。同日午後、アチソン国務長官もカイロ宣言とポツダム宣言を引用しながら、次のように強調している。「戦争が終結する前に、アメリカ大統領、イギリス首相および中華民国主席がカイロで、日本はフォルモサ(日本が台湾から盗み取った土地)を中華民国に返還しなければならないことで合意に達した。」「大統領が本日午前に指摘したとおり、この主張は『ポツダム宣言』に取り入れられた。その『ポツダム宣言』により、降伏する条件の一つとして日本に伝えられた。日本もそれを受け入れ、日本降伏の土台となった。」「やがてこの二つの宣言と降伏条件により、フォルモサ(台湾)が中華民国に返還された。」「中国(中華民国を指す)が台湾を管理してから四年になるが、アメリカをはじめ、如何なる同盟国もその権利と領有をめぐり、一度も疑問を呈したことがない。台湾が中国の一省となったとき、法律上から疑問視する声が全くなかった。それがすでにあった承諾に基づいているのだからである。」「今や事情が変わったと主張する人がいる。現在中国大陸を制圧している勢力は、われわれに友好的でない。そしてその勢力はやがて他の国々から承認されるだろうと彼らは言う。そこで、彼らは、条約を待つ必要がある、と主張した。韓国に対し、われわれは条約を待たなかった。サハリンに対しても条約を待たなかった。われわれが信託統治に置いた島々に対しても条約を待たなかった。」「トルーマン大統領が今朝、法的事情がどうであろうと、われわれはこれに対し断固とした立場を取っており、如何なる弁護士の発言によっても動揺することがない、それがわれわれの立場だ、と述べている。」「だから、大統領は台湾の今の情勢について、アメリカは武力を使わないと言っている。アメリカは台湾を奪取しようと考えたこともないし、今も台湾で特別利益や特権を手に入れたり、軍事基地を作ったりするようなことはない。これと同時に、アメリカ政府も台湾に対し如何なる形の軍事行動でも介入しない。私の知る限りでは、台湾でアメリカ軍隊を使うべきだと考える政府関係者も軍人も一人としていない。」

1950年6月25日朝鮮戦争が勃発し、国際情勢が大きく変わり、台湾の戦略地位が浮き彫りにされた。トルーマン大統領は第七艦隊を台湾海峡に派遣してパトロールさせることを発表すると同時に、「台湾地位の確定」は「同地域で安定と平和が回復してから、対日平和条約を締結したり国連で討議したりするの」を待たなければならないと指摘した。アメリカ政府は台湾が中国共産党の手に入るのを避けるため、対日平和条約が締結される前に、「台湾地位未定」という言い方を採ることを考えたこともあるが、1951年2月、中華民国政府と文書交換の形で「合同防衛協力協定」を発足させた後、態度がますますはっきりするようになった。この時点で、北京政府を承認することも拒否した。

1951年に及んで、イギリスやアメリカなど第二次世界大戦で日本と戦った同盟諸国が対日平和条約の討議を開始した。イギリス、ソビエト、インドなど中共を承認した国々が中共を招請することを主張し、わが政府が中国を代表して同条約の討議に参加することに反対したため、アメリカは中国すなわち中共も中華民国政府も招請しないことに決めた。

その一方で、日本がサンフランシスコ講和条約で主権国家に回復したあと、中華民国政府が代表する中国と単独で日華平和条約を締結できるように手配することにした。その結果、日華平和条約は1952年4月28日、台北で調印された。日華平和条約の締結後、「台湾地位未定」の論調が全く聞かれなくなった。さらに、1954年になって中米両国が共同防衛条約を結ぶことにより、台北の国際地位が大きく向上し、台湾・澎湖に対する中華民国の主権も一歩前進して国際条約から承認されるようになった。

中華民国と日本が単独で平和条約を結んだ後も、台湾の地位が未定だと言うのなら、なぜアメリカは台湾・澎湖を守るべく中華民国と共同防衛条約を締結ですることが法的にで きるのだろうか。国際法の知識を多少持っている人なら、それが暴論であることをすぐに見抜けるはずである。 以上の論述により台湾の地位に関する議論の混乱が簡単に解決できると思われる。

台湾が中華民国に所属することは疑いのない事実である。

その後、日本とアメ リカが相次いで台北と国交を断絶し、北京と国交を樹立したものの、台湾の地位の根本問題とはまったく関係がない。けだし、数は少ないながらも、中華民国を 承認した国が現にまだいくつもあるからである。

付録: 1)President Harry S. Truman’s Statement on U.S. Policy Respecting the Status of Formosa (Taiwan), January 5, 1950 2)Secretary of State Dean Acheson’s Remarks Elaborating the Policy Respecting the Status of Formosa (Taiwan), January 5, 1950 3)Treaty of Peace between the Republic of China and Japan(中日和約) 4)Mutual Defense Treaty between the Republic of China and the United States of America (中美共同防禦條約)

国民党HPより

http://www.kmt.org.tw/japan/page.aspx?type=article&mnum=122&anum=4073


第14世ダライ・ラマ法王猊下 記念講演に臨席して -11月7日(日)-

2010-11-08
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【左】1954(昭和26)年7月、北京の全国人民代表会議で演説する若き法王(当時19歳)
【中】1959(昭和34)年3月、チベット民衆の反中蜂起。ラサを脱出しインド国境に到着した23歳の法王。

8月に中印は国境で武力衝突を起こす。1962年10月中国はインドに対し攻撃を開始した(中印国境紛争)。

【下】亡命の為チベットからヒマラヤを越えインドを目指すダライ・ラマ法王と随行員。勇猛果敢で知られるカンパ族が護衛についた。今回の講演で、法王の後ろで警備についていた眼光鋭い青年はカンパ族だろうと思われる。


当時の朝日新聞報道の一例

【今日の問題 チベットの暴動説】
さる六月のポーランドの暴動に次いで同じ共産圏のチベットに“暴動”が伝えられ、共産軍が反乱分子を爆撃したとか、反共臨時政府樹立の動きがあるとか、さまざまな情勢を伝える報道が続いている。ところが、これらの報道は、言い合したように、インドのカリンポンやニューデリー、ネパールのカトマンズなどにチベットから逃げ出してきたラマ僧やラマ教徒の話によるものが多いようだ。そうだとすると、これらの報道をそのまま信用するのは、マユツバものかも知れない。

チベット族は、中国の少数民族の一つで、チベットからその隣の青海、西康両省やそれに続く地方にも住んでいるが、大部分がラマ教を信じており、ラマ寺院を本拠とするラマ僧は、住民に教えを説くと同時に、土地や畜類を所有する支配者であった。一般民衆は、支配者に対してはドレイや農ドの関係にあったわけで、共産党の「解放」政策も、簡単にはいかなかったらしい。(略)最近イタリア新聞の特派員が、北京政府の言明として報道しているところによると、四川省の暴動はさる二月にも起こったというから、ちょいちょい起こることは間違いないようだ。それにしても浮世離れした所だけに、話に尾ヒレはつくのであろう。
朝日新聞【昭和31年(1956)1年8月13日】


岩田温著『チベット虐殺と朝日新聞』平成20年刊、には上記の様なズレた視点の記事が採録されています。この記事の2年8ヶ月後の1959年3月10日にラサで民衆による蜂起が勃発、ダライ・ラマ法王はラサを脱出しインドに亡命された。

講演では、法王の平易な表現で多くの示唆を与えられるお話が有りました。「平和を実現するためには祈るだけでなく行動が必要。若者にはその責任がある」「心の平穏を保ち、慈悲深い社会を築かなければならない」「世界中のひと達とのコミュニケーションの為に英語を話せるように」と。

また後半の問答会での一青窈(ヒトトヨウ)さんの質問「国家は必要か」という質問で僕の心に緊張が走りました。祖国を中国共産党の武力併合によって奪われたチベット人。

それに対し法王は「分からない」というニュアンスの答えをされていました。中国共産党支配下のチベットを独立ではなく「高度な自治権」を要求している現在、「祖国の独立を強く願いながらも、国家の存在は必要である」とは言えないのですね。ダライ・ラマ法王は祈りを捧げる僧侶(聖)であると共に、10代の頃から毛沢東や周恩来等を相手に怜悧な判断を要求されてきた政治家(俗)としてもあらねばならなかったのです。


【東京】4,500名が参加『アジアに自由と平和を!』示威行動行われる

2010-11-08
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産経新聞は中国報道では林彪事件・文化大革命等をスクープし、台湾報道に於いて他紙に比較し充実していたように思う。また皇室報道にもみるべき記事が多い様に思う。関西での保守系団体の動きを取り上げることも多い。これからも産経らしさを失わないで欲しいと思う(写真は7日の大阪市内版)。


【尖閣ビデオ流出】都心で4500人抗議デモ、主婦や家族連れも 中国に怒り、日本政府にも不満
[平成22年11月7日 産経新聞 大阪市内版]


沖縄・尖閣諸島沖の中国漁船衝突事件に関連し、民間団体「頑張れ日本!全国行動委員会」(田母神俊雄会長)などが6日、東京都千代田区で中国政府に抗議するデモ行進をした。
海上保安庁の巡視船に向かって、中国漁船が衝突してきたことを示すビデオ映像がインターネット上に流出したこともあり、参加者からは中国側の姿勢や、ビデオを一般には非公開としてきた日本政府の対応に異を唱える声が多く聞かれた。初めてデモに参加する学生や主婦の姿も目立った。
中国漁船衝突事件を受けた同団体の都内でのデモは10月2、16日に続いて3回目。主催者発表ではこれまでで最も多い約4500人が参加した。警視庁によると混乱はなかった。日比谷公園内で田母神氏や自民党総務会長の小池百合子衆院議員らが登壇した集会が開かれた後、参加者らは横断幕やプラカードを掲げて「中国の尖閣諸島への領海侵犯、侵略を許さない」などと訴え、約3キロを歩いた。デモに初めて参加したという千葉市の主婦(34)は「今までデモに参加しようなんて思ったこともなかったけれど、流出した映像を見て中国に怒りを覚えた。政府に対しても『よくもここまで隠していたな』と思い、足を運んだ」と参加理由を話した。

   東京都内の私立高3年の男子生徒(17)も「映像を見てデモに参加しようと思った。中国に対する怒りの声を届けることができた」と話した。家族連れの姿も多く見られた。堺市から妻、長女と3人で参加した公務員の男性(43)は、初めてのデモに近所で購入したという国旗を持参。「政府の外交はその場しのぎにしか思えない。国民の声を政府や海外に届けるには、一人でも多く集まったほうがいいと思った」と語気を強めていた。主催団体の関係者も「一般の国民の思いが、これだけ大規模なデモを実現させることになった」と手応えを口にしていた。主催団体では13、14両日に横浜市で開かれるアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議に合わせ、横浜市内でも集会やデモを実施する予定。


【更新版】11.6 自由と人権アジア連帯集会&デモ[桜H22/10/27]

西村眞悟前衆議院議員
「中国共産党 双子の兄弟、中国国民党を打倒しなければならない!」7:07~

敏慧さん(李登輝民主協会) 「大勢の台灣人は台灣を護ろうという気持ちが強いです。また日本との提携をも望んでいます。日本が強ければ強いほど、アジアの平和にプラスで有る事を知っています。そして尖閣諸島が日本の領土である事もだんだん解って来ました。日本と中国との争いでは大勢の台灣人は日本を応援しています。これから台灣人は本当に頑張らなければなりません。日本の皆様にはぜひ台灣を応援して頂ければと存じます。」20:10~ / 彼女のこの気持ちに日本人は応えましょう!

 

【上記映像で確認が出来た登壇者(順不同)】
〇田母神俊雄 頑張れ日本全国行動委員会会長
〇小池百合子 自民党衆議院議員
〇ペマ・ギャルポ 桐蔭横浜大学法学部教授 チベット出身の政治学者
〇イリハム・マハムティ 日本ウイグル協会会長
〇プロビュール・ビカシュ・シャカー 日本ベンガル協会理事
〇黄文雄 評論家・台灣獨立建國聯盟 日本本部委員長
〇黄敏慧 李登輝民主協会
〇鳴霞(メイカ)満州人
〇アウ・ミ・ジュン ベトナム革新党日本支部長
〇ホン・ヒョン (大韓民国)統一日報論説員
〇オノフォノド・ダイチン モンゴル自由連盟党幹事長
〇飯塚繁雄 「家族会」代表
〇西岡 力「救う会」幹部
〇三浦小太郎「北朝鮮帰国者の生命と人権を守る会」代表
〇加瀬英明 外交評論家
〇西村眞悟 前衆議院議員 たちあがれ日本大阪支部長
〇赤池誠章 前自民党衆議院議員
〇馬渡龍治 前自民党衆議院議員
〇林   潤  前自民党衆議院議員
〇梅原克彦 前仙台市長
〇殿岡昭郎 中国民族問題研究会代表
〇山田宏   日本創新党党首
〇山際澄夫 ジャーナリスト
〇西村幸祐 ジャーナリスト
〇安東幹   ジャーナリスト
〇二瓶文隆 草莽全国地方議員の会(中央区議)
〇水野むねひろ 草莽全国地方議員の会(港区議)
〇植松和子 草莽全国地方議員の会(函南町議)
〇小菅もとし 草莽全国地方議員の会(秦野市議)
〇小倉麻子 弁護士
〇柚原正敬 「日本李登輝友の会」事務局長
〇英霊来世 ラップ・グループ
〇saya 歌手 田母神塾塾生
〇三輪和雄 日本世論の会会長


【告知】「中国の尖閣諸島侵略糾弾!全国国民統一行動 in 大阪」今月20日(土)決行!

2010-11-04
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 奮起!日本人
 護日本!護台灣!我們日本民族抵抗!
中國共產黨霸權主義


【10.2 中国の尖閣諸島侵略糾弾 2100人デモ行進2 核武装をして国を守るぞ!】

【動画撮影】mahorobajapan(台湾研究論壇)

【大阪市】11・20 中国の尖閣諸島侵略糾弾!全国国民統一行動 in 大阪【期日】 平成22年11月20日(土)【時間】12時30分 集合・準備

【場所】新町北公園(大阪市西区新町1-15/旧厚生年金会館 南側)

【交通】〇地下鉄四つ橋線 四ツ橋駅2番出口 北に徒歩5分 〇地下鉄長堀鶴見緑地線 2番出口 北に徒歩5分 

[13時00分 集会]
新町北公園(大阪市西区)
登壇予定:田母神俊雄、西村眞悟、三宅博、水島総 他

[14時00分 デモ行進 出発]
新町北公園→東進→南久宝寺町3→御堂筋南下→難波高島屋前→元町中公園(浪速区)
解散(15時05分)

[16時00分 街宣活動 ]
大阪富国生命ビル前(曽根崎警察向かい)
JR「大阪駅」、阪急・阪神・御堂筋線「梅田駅」徒歩5分

【主催】 頑張れ日本!全国行動委員会/草莽全国地方議員の会

【連絡先】 頑張れ日本!全国行動委員会  TEL 03-5468-9222


そよ風 関西主催 「尖閣侵略を糾弾!売国民主党を許さないぞ!」に参加しました。 

2010-11-02
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【日時】平成22年(2010)10月31日(日)

【集合】14:30 出発15:00
【集合場所】神戸・三宮(東遊園地公園南側)
【主催】そよ風 関西
【協賛】きなの会・在特会

日本女性の会 そよ風HP http://www.soyokaze2009.com/


ある台灣青年の願い

2010-11-01
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先日ある青年から短いが、心揺さぶるメールが届きました。私信ですが許可を得てここで紹介します。日本で紹介する約束をしたからです。

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我的祖父癌症末期 他意識不清 一直日語 他的日本名字 他是日本人 我想不久的將來 他會追隨 昭和先皇陛下 回到大日本帝國

願台灣獨立建國必勝必成 我們必定再見 台灣老一輩的大和魂 將被我們繼承 以台灣魂的方式重新誕生

我祖父是東京私立城西中學卒業 大正十四年生

【日本語】
私の祖父は癌の末期症状です。もう意識不明のなか、
ずっと日本語で自分の日本の名字を話している。
祖父は日本人です。私は祖父がまもなく昭和先帝陛下を追って、大日本帝国のもとに還る事が出来ると思っています。

台灣独立建国を勝ち取り成就させたい。また必ず再会したい。台灣の前の世代が持っていた「大和魂」は私達に受け継がれています。今度は「台湾魂」という形で甦ったのです。

私の祖父は東京の私立城西中学卒業で大正十四(1925)年生まれです。


日本人として台灣で生まれ育ち、その後中国(中華民国)の支配下で苦難の時代を生きる事を余儀なくされた台灣の「元」日本人の方達。その御老人達の熱烈な愛日感情と「日本は悪くなかったんだよ」という我々への激励の言葉に接したとき、どこか自信を失い卑屈になった僕達日本人は怒涛の感動と共に、祖国への誇りと自信を強く感じるのです。
そして同時にかつて我々日本人の同胞であった良き隣人の存在を強く想起するのです。私はそうでした。


11月10日(水)追記
青年の御祖父様は11月8日(月)に御逝去されました。衷心より御悔み申し上げます。今はどうか安らかにお休みください。台灣建國應援團一同


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