Archive for the ‘Tibet・Uyghur・Southern Mongol’ Category

◆天安門事件(1989/6/4)の未公開写真が公表◆

2013-11-19
このエントリーをはてなブックマークに追加

.


これまでNHKを筆頭とした日本の主要報道各社は中国共産党政府に協力的・融和的であろうとし、表面的な中国の姿を報じる一方、中国の暗部に関しては過小にもしくは表面的な報道のみに終始してきた。特に近年では自国政府に対して民主化を求めた学生、自国民を平然と武力で粛清した天安門事件は実態が余りにも過小に報道されている。

現在、我が国は中国の領土的野心の標的となっている。尖閣諸島(及領域、沖縄県)を自国領と主張する中国。あの国はどの様な国で、何を行ってきたのか、やはり真実は知るべきなのである。今回、法輪功系の新唐人TVが公表した天安門事件の未公開写真は以下のリンク先から閲覧が可能である。その衝撃的な内容から「閲覧注意」とある。今更、中国に幻想を抱く人はいないだろうが、やはり日本人は見ておくべきである。当時も今も中国は変わっていないのである。

◆写真報道/天安門事件 未公開写真(閲覧注意)新唐人TV: http://goo.gl/awuwX0


三週間前の10月28日、天安門広場、毛沢東元主席の巨大な肖像画が掲げられている故宮(紫禁城)正面入り口で、小型四輪駆動車が突入し炎上、車内の3人を含む5人が死亡、43人が負傷する事件が起きた。その僅か三日後に中国政府は、中国が「イスラム系ウイグル独立派組織」とする「東トルキスタン・イスラーム運動(ETIM)」が計画したテロであると早々に断定している。“テロリスト”とはウイグル人ウスマン・ハサン氏の70歳になる母親と彼の妻なのだという。
.
於天安門20131028

天安門での事件の九日後の11月6日、山西省共産党委員会の建物前で連続爆発事件が発生。
1人が死亡、8人が負傷。こちらも僅か二日後に豊志均という人物が容疑者として逮捕されている。

20131106 120131106

同月16日、ウイグル西部カシュガル地区マラルベシ県セリブヤという場所で「武装集団」によって警察署が襲撃、警察関係者2名死亡、2名が負傷。「武装集団」の9名全員が射殺されるという事件が発生している(*「マラルベシ事件」)。実はこのセリブヤでは今年7月にウイグル人と武装警察が衝突して、少なくとも21名が死亡する事件が起きている(新華社報道)、という。また6月下旬にはウイグルの首府ウルムチの東部ルクチュンという町でも27名が犠牲となる騒擾があったという。これ等は中国政府のウイグル人抑圧政策に対する反発ということは容易に想像出来る。現在「ウイグル自治区」においてウイグル人は少数派となり代わって漢人が多数派と成りつつある。


なお中国全土での抗議行動、騒乱、暴動は毎年増加しており、現在10数万件に上るという。
特に反日暴動が起きた2012年には日本企業が襲撃され日本人駐在員、観光客、留学生が危険に遭遇している。中国人の集団心理による暴力を甘く見ない方がよい。なるべく人も企業も中国には渡航すべきではない。あの国の近代的外面に隠された残虐な本質は日本人が全く理解出来ない特殊なものといえる。

そして日本国内で中国共産党を批判する活動に積極的に参加し、今後も継続される様な場合は、中国渡航を避けるべきだと思う。中国では毎年千人が近代的な司法制度下にない裁判で死刑が執行されていることを日本人は我が事として考えていない。

また中国特有の残虐さ、陰険さ、狡猾さに御人好しの日本人は高を括り過ぎている。日本国内で外国人である中国人による凶悪犯罪がいかに発生しているかも今一度想起すべきである。

台湾は千島湖事件の記憶があり、何より二二八事件(一説に死者は3万人とも)での蔣介石軍の非人間的な行為を経験している。実はそれは日本人も同様である。昭和3年(1928)には、蔣介石軍が日本人を選び40数名を殺傷した済南事件がある。また昭和12年(1937)に200名以上の日本人・朝鮮人が異常な方法で殺害された通州事件が挙げられる。当時日本では、正視に耐えられないこれらの事件の詳報を伝え無かったとされる程であるが、当の中国ではこれら中国人の犯罪を戦後「日本軍の蛮行」「(日本軍による)南京大虐殺」の証拠として宣伝している。これが中国式である。しかしながら、なぜ日本史の教科書がこれらの事件を記載しないのか、不思議で仕方が無い、それ程の事件と言える。

昨今中国で不可解な事件(朱建栄教授の拘束事件、桜木琢磨 愛知県稲沢市議の「覚醒剤事件」)も立て続けに発生している。ここで敢えて注意喚起を行った。人命が鴻毛の様に軽く扱われ反日活動のみならず周辺国家との軋轢を繰り返す中国。日本人の渡航は慎重過ぎて丁度良いのだ。

(*)
世界ウイグル会議「マラルベシ事件についての独立調査を求める呼びかけ」日本ウイグル協会HP


[歓迎]14世ダライ・ラマ法王猊下、御來日[Welcome] His Holiness the 14th Dalai Lama , visit to Japan)

2013-11-15
このエントリーをはてなブックマークに追加


14世ダライ・ラマ法王

ダライ・ラマ14世が来日 26日まで各地で講演
(msn.産経ニュース/2013.11.15 11:48)

チベット仏教の最高指導者ダライ・ラマ14世が15日朝、亡命先のインドからデリー発の民間機で成田空港に到着した。26日まで滞在する。

空港には赤い法衣を着た信者ら約10人が出迎えた。ダライ・ラマが姿を見せると拍手が起き、それぞれ両手で拝んだり、握手を求めたりした。

東京や静岡、京都両市で日本の科学者らとの対話イベントや講演などをする予定で、空港で報道陣に「私たち人間は同じ地球に住み、同じ空気を共有しなければならない。限りある資源を消費し続けるのは古い考えだと伝えたい」と話した。

ダライ・ラマ法王日本代表部事務所によると、来日は約1年ぶりで、19回目という。


【講演情報】ダライ・ラマ法王2013年秋来日講演
http://www.tibethouse.jp/dalai_lama/2013/

◆チベット支援、あなたにも出来る事◆
http://www.tibethouse.jp/support/index.html


【過去の関連記事例】

【2010/11/7(日)】第14世ダライ・ラマ法王猊下 記念講演に臨席して
http://ilha-formosa.org/?p=12658

リチャード・ギア発言の真当さ
http://ilha-formosa.org/?p=10451

【2011/10/30(日)】14世ダライ・ラマ法王猊下 来日◇大阪特別講演◇
http://ilha-formosa.org/?p=13678

【2011/10/31(日)】14世ダライ・ラマ法王猊下 来日◇高野山特別法話-高野山講演Ⅰ◇
http://ilha-formosa.org/?p=13760

【2011/11/ 3(木)】14世ダライ・ラマ法王猊下 来日◇高野山特別法話-高野山講演Ⅱ◇
http://ilha-formosa.org/?p=13767

【2012/11/ 3】14世ダライ・ラマ法王猊下(His Holiness the 14th Dalai Lama)-来日歓迎-
http://ilha-formosa.org/?p=21653

【重要】馬英九中国国民党政権、十四世ダライ・ラマ法王の台湾入国を拒絶か
http://ilha-formosa.org/?p=22604

「空」-全てに実体はなく、その本質は空である-
http://ilha-formosa.org/?p=16730

『ダライ・ラマ法王と日本人-The 14th Dalai Lama&Japanese-』
http://ilha-formosa.org/?p=23468


【7/6(土)決行】 「7・5ウルムチ虐殺四周年抗議活動」【変更有、御注意を!】

2013-07-05
このエントリーをはてなブックマークに追加

.


2013年「7・5ウルムチ虐殺四周年抗議活動」

بەش– ئىيۇل ئۈرۈمچى قانلىق قىرغىنچىلىقىنىڭ 4 – يىللىقىنى خاتىرىلەش پائالىيەتلىرى

2009年7月5日、東トルキスタンの首府ウルムチで行われたウイグル人の平和的な抗議行動は、中国の治安部隊によって残酷に取り締まられ、無数のデモ隊参加者が殺され、逮捕されました。

この事件以降も、多くのウイグル人が逮捕され、まともな法的手続きを経ずに懲役刑や死刑が執行されています。ウイグル人の人権状況は悪化の一途を辿り、最近では宗教弾圧を背景とし、幼い子供たちが犠牲になる事件が発生しています。

さらには、多くの亡命ウイグル人が東南アジアや中央アジアの国々から、中国に強制送還されるという事件も起こっています。
ウイグル人が生命の危機から逃れる術は、このような国々が中国と経済的な繋がりを強める中、少なくなってしまったと言わざるを得ません。

事件から4年経った今年も4月にカシュガル地区マラルベシ県、今週もトゥルパン地区ピチャン県で事件が発生しておりウイグル人の環境はさらに厳しい状態にあります。

そして、7月6日、日本ウイグル協会では世界中のウイグル人組織と連帯し、四年が経過したウルムチ事件に改めて抗議の声を上げるべく、デモ行進を行います。

東トルキスタンのウイグル人の悲劇的な日である2009年7月5日は忘れることは出来ません。
世界中のウイグル人と日本人支援者とともに、日本でも大きな声をあげたいと思います。
是非、ご参加を頂きますようお願い致します。


★「7・5ウルムチ虐殺四周年抗議デモ」案内

[集合場所]三河台公園(港区六本木4丁目2番27号)
(新宿柏木公園から変更になりました。)

[日時]平成24(2013)年7月6日(土) 集会開始 15:00  出発 16:00
(集会開始が14:00から変更になりました。)

[コース予定]六本木 三河台公園→笄(コウガイ)公園

[主催]特定非営利活動法人「日本ウイグル協会」 代表 Ilham Mahmut(イリハム・マハムティ)

※お問合わせ HP:http://uyghur-j.org/japan/ E-MAIL:info@uyghur-j.org

[協賛団体] 内モンゴル人民党、モンゴル自由連盟党、台湾研究フォーラム、桜アジアの会

※協賛団体は交渉中であり、ご承諾頂けました団体より順次追加させて頂きます。

※:このデモの趣旨は、人権・民族弾圧を続ける中国政府に対しての抗議デモです。この趣旨に賛同して頂けるなら、あらゆる立場の個人参加を歓迎します。ただし周囲を威圧するような服装は控えてください。
※当日は体調や天候に注意してご参加ください。沿道での見学、応援も歓迎します。
※写真、ビデオの撮影をしますので、支障のある方はマスクで顔を隠すなど対策をとられるよう、よろしくお願いします。
※デモ行進中に、何か問題が発生した場合はデモスタッフか警備の警察にすぐに連絡してください。

[禁止事項]
平和的な抗議行動です。過激な行動は起こさないようお願いいたします。

※警察やマスコミへの挑発行為。

※沿道の見学者や中国人観光客などへの挑発行為。
※拡声器を持ち込んでの勝手なシュプレヒコール。


大きな地図で見る

マスコミの方へ抗議行動への取材のお問合わせはこちらで対応いたしますのでよろしくお願いします。
日本ウイグル協会 TEL.:03-6273-1459 E-MAIL:info@uyghur-j.org

ウルムチ事件直後の無差別逮捕と見られる動画

6/26日、広東省韶関市の旭日玩具工場で発生したウイグル人への暴行事件

شاۋگۈەن ۋەقەسى


【転載】本日6/30(日)「ピチャン県ルクチュン事件に対する中国大使館前抗議」【日本ウイグル協会】

2013-06-30
このエントリーをはてなブックマークに追加

.



ウイグル人の蜂起を報じる産経新聞 大阪本社版(左6/30、右6/27 共に朝刊)


6月26日トルファン地区ピチャン県で多数の死者が出る事件が起きました。中国国営の新華社の報道によると、刃物を持ったグループが地元の警察署や政府を襲撃し、多数の死者が出たということです。現地への通信は遮断されている中、中国メディアが発表する死亡者数は、当初の27人から35人へと増えています。
しかしRFAによる独自の調査では、少なくとも46人が死亡したとみられ、ヘリコプターを飛ばすなど厳戒態勢を敷いているとされています。

今年の4月23日にはカシュガル地区マラルベシ県で21人の死者が出る事件が起きています。このような事件が頻発する原因は、中国政府による、ウイグル人の言語、宗教、文化の抑圧や、若者の強制移住などにあり、また2009年7月5日のウルムチ事件とそれ以降の多くの人々の逮捕と強制失踪、不法な家宅捜査も含めた厳重な監視体制にあります。

世界ウイグル会議は、今回のこの事件が、中国政府によるウイグル人への政策の失敗によるものであるとの声明を発し、独自の調査団による事件の検証、その根本的な原因の調査、そしてこれ以降の同様な事件を回避することを、中国当局に呼びかけています。

世界ウイグル会議の傘下団体である日本ウイグル協会も、来日中の世界ウイグル会議ラビア総裁と共に、今回起きた事件とその原因となる中国政府の抑圧的な政策に対し、中国大使館前で抗議行動を行います。
皆様のご参加をお待ちしております。

「ピチャン県ルクチュン事件に対する中国大使館前抗議」御案内

[集合場所] 麻布税務署前
[日時] 平成25年6月30日(日) 集合開始  14:30
抗議開始  15:00

世界ウイグル会議のラビア・カーディル総裁議より行動を行うよう呼び掛けがありました。
明日、6月30日に大使館前抗議を行います。
急な告知になりますが時間の許す方はご参加いただけますよう、よろしくお願いします。
※大使館前抗議は5人ずつ行います。警備の方とスタッフの指示に従って行ってください。


大きな地図で見る


「ピチャン県ルクチュン事件に対する中国大使館前抗議」御案内

[集合場所] 麻布税務署前
[日時] 平成25年6月30日(日) 集合開始  14:30
抗議開始  15:00

世界ウイグル会議のラビア・カーディル総裁儀より行動を行うよう呼び掛けがありました。
明日、6月30日に大使館前抗議を行います。
急な告知になりますが時間の許す方はご参加いただけますよう、よろしくお願いします。
※大使館前抗議は5人ずつ行います。警備の方とスタッフの指示に従って行ってください。

【ウイグルに自由を!】衝撃の事実!ラビア総裁が語るウイグル事件の真実[桜H25/6/28]

【転載元】
日本ウイグル協会HP
http://goo.gl/lT2Jy

東トルキスタン国歌
http://www.youtube.com/watch?v=dovQECvRv2I


【本日6/26(水)】世界ウイグル会議 ラビア・カーディル(Rabiye Qadir)総裁大阪講演【重要】

2013-06-26
このエントリーをはてなブックマークに追加

.


【Free Uyghur】ラビア・カーディル総裁来日!全国で連帯行動を!!

⇒ラビア・カーディル総裁の経歴(日本ウイグル協会HPより)


世界ウイグル会議 ラビア・カーディル総裁/ 「日本・ウイグル 自由のための連帯フォーラム
東京・札幌・大阪・名古屋・那覇 / 2013年6月21日(金)~ 29日(土)

ウイグル人の身に何が起きているのか?を知る機会を

 私たちは、メディアを通じて東トルキスタン地域(現・中国の新疆ウイグル自治区)の情報に接しています。最近も、事件のニュースが伝えられました。

しかし、現地で何が起きているのか、事件の背景はどういうことか、をどれほど知っていると言えるでしょうか? いわゆる「ウイグル問題」を話題にする人々であっても、いま、まさにウイグル人の身に何が起きているか、よく知っているとは言い難いのではないでしょうか。

そ こで、当実行委員会は、世界ウイグル会議(WUC)の総裁で、「ウイグルの母」と呼ばれる人権活動家ラビア・カーディルさんと、同会議のリーダーの皆 さんをお招きし、日本の5都市(東京・札幌・大阪・名古屋・那覇)にて、講演とセッションを行ない、多くの人々に直接、ウイグルの現状について知っていた だく場を企画いたしました。
この機会にぜひとも、当事者の生の声に耳を傾け、ウイグル問題について共に考えてみませんか。

実行委員会 Executive Committee Members 7名

(発起人)有本 香(ジャーナリスト)
 Kaori Arimoto(Journalist)

(発起人)
長尾 たかし(前 衆議院議員)
Takashi Nagao(Former Member of Parliament)

ドルクン・エイサ(世界ウイグル会議 執行委員長)
Dolkun Isa
(Chairman of Executive Committee, WUC)

イリハム・マハムティ(日本ウイグル協会会長)
Ilham Mahmud
(President of Japan Uyghur Association)

向山好一(前 衆議院議員)
Koichi Mukoyama
(Former Member of Parliament)

福島のぶゆき(前 衆議院議員)
Nobuyuki Fukushima
(Former Member of Parliament)

井上敏治(株式会社チャンネル桜 取締役)
Toshiharu Inoue
(Director of Sakura TV)

<特別講演>
ウイグルの母 ラビア・カーディルが語る
「いまこそ日本人に知ってほしいウイグルの苦難と慟哭、望む未来」 <セッション>

世界ウイグル会議 指導部メンバーと日本の論客が語り合う
「日本とウイグル、自由のため、いかに連携するか?」

企画・主催≫
日本・ウイグル 自由のための連帯フォーラム 実行委員会
世界ウイグル会議
日本ウイグル協会

<東京> 6月21日(金) 星陵会館 ホール
(東京都千代田区永田町2-16-2 TEL 03-3581-5650 FAX 03-3581-1960)
11:00開場  第一部 12:00~14:00
第二部 14:30~16:30
全席1500円(前売り 1300円)

[日本ウイグル協会 設立5周年祝賀会]
会場:綿商会館 4F
(東京都中央区日本橋富沢町8-10 TEL 03-3662-2251 FAX 03-3663-6460)
18:30開場 19:00開会 ~21:00
会費 3500円

<札幌> 6月22日(土) 札幌市教育文化会館「小ホール」
(札幌市中央区北1条西13丁目 TEL 011-271-5821)
18:00開場  18:30~20:30
全席1500円(前売り 1300円)

≪大阪≫ 6月26日(水) エル・おおさか「エル・シアター」
(大阪市中央区北浜東3-14 TEL 06-6942-0001)
18:00開場  18:30~20:30
全席1500円(前売り 1300円)

<名古屋> 6月27日(木)ウィンクあいち「小ホール」
(名古屋市中村区名駅4丁目4-38 TEL: 052-571-6131)
18:00開場  18:30~20:30

<沖縄> 6月29日(土) 自治会館ホール
(沖縄県那覇市旭町116-37 TEL 098-862-8181)
18:00開場  18:30~20:30
全席1500円(前売り 1300円)
全席1500円(前売り 1300円)

前売りご希望の方は、
①お名前 ②前売り券の送付先ご住所、FAX番号(FAXでのご連絡をご希望の場合)③ご購入希望枚数
をお書き添えの上(書式自由)、下記までお申し込みください。入金確認がとれ次第、前売りチケットを送付いたします。

前売りお申し込み先: 日本・ウイグル 自由のための連帯フォーラム 実行委員会事務局
前売りチケットの申込みは連帯フォーラム実行委員会のページよりご購入ください。
連帯フォーラム実行委員会のページはこちら


◇世界ウイグル会議 ラビア・カーディル総裁来日
「日本・ウイグル 自由のための連帯フォーラム」
東京・札幌・大阪・名古屋・那覇/2013年6月21日(金)~ 29日(土)◇
http://outboun3.wix.com/jusf

世界ウイグル会議 ラビア・カーディル総裁 来日 日本・ウイグル 自由のための連帯フォーラム◇日本ウイグル協会
http://goo.gl/dO30Y

◇引用元:一般社団法人
アジア自由民主連帯協議会HP


◇Welcome to Japan 来日歓迎◇ラビア・カーディル世界ウイグル会議総裁◇

2013-06-21
このエントリーをはてなブックマークに追加

.


11

(右)
『ウイグルの母 ラビア・カーディル自伝   -中国に一番憎まれている女性-』
平成21年(2009) ランダムハウス講談社刊

.
産経新聞 『習政権「さらに抑圧的に」 世界ウイグル会議議長』6/20
中国から亡命したウイグル人の組織を束ねる「世界ウイグル会議」(本部ドイツ・ミュンヘン)のラビア・カーディル議長は20日、都内の日本外国特派員協会 で記者会見し、「習近平政権発足後、(少数)民族政策は以前よりも厳しくなっている」と述べ、「漢族ナショナリズムの増大で、チベットやウイグルへの抑圧 が強まっている」と指摘した。議長は30日までの日本滞在中、各地で講演する。

テレビ朝日ニュース『ウイグル民主化指導者来日 中国政府に抑圧停止訴え』6/20
自治権の拡大を巡り、中国政府と衝突を繰り返している新疆ウイグル自治区の民主化運動の指導者が、都内で開かれた講演会で、政府による抑圧の停止を訴えました。
イスラム教徒が多い新疆ウイグル自治区では、漢民族に対する少数民族の反感が根強く、今年4月にも衝突事件が発生し、双方の21人が死亡したとされてい ます。「ウイグルの母」と呼ばれ、現在、アメリカに亡命しているラビア・カーディル氏(67)は、「インターネットで宗教を宣伝しただけで無期懲役の刑を 受ける」と抑圧の実態を説明しました。さらに、「3月には新しい政権に対話を呼びかけたが、回答は弾圧だった」として、習近平体制に対する失望感を示しま した。中国政府はカーディル氏を、新疆ウイグル自治区での分裂活動を扇動しているとして、名指しで非難しています。

朝日新聞 『習体制「民族政策、より厳しく」世界ウイグル会議主席』6/21
亡命ウイグル人組織「世界ウイグル会議」のラビア・カーディル主席が来日し、20日、東京都内で記者会見した。習近平(シーチンピン)国家主席の就任後、「中国政府の民族政策は以前より厳しくなった」と批判した。新疆ウイグル自治区では4月に警官とウイグル人らの大規模な衝突が起き、21人が死亡している。
記者会見でカーディル氏は、警察や特殊部隊が多くのウイグル人をテロ対策の名の下に殺害する一方で、漢民族を自治区内に大勢移住させるなど、ウイグル人の弾圧を進めているとして、厳しく批判した。カーディル氏は習政権との対話を求めてきたというが、実現していないという。
カーディル氏は「経済的関係のため、中国の行動に沈黙していれば、いずれ各国は私たちと同じ苦しみを味わうことになる。何でもできるとばかりにウイグル 人らを弾圧する中国のやり方は、次の対象はあなたの国だ、ということだ」と述べた。その上で「各国は国際ルールや人権の観点から、中国に対して行動を起こ すべきだ」と主張した。

NHK 『世界ウイグル会議代表 習政権を批判』6/20
中国国外で暮らすウイグルの人たちで作る団体=「世界ウイグル会議」の代表、ラビア・カーディル氏は20日、都内で記者会見し、「中国国内では、宗教や文化の規制によってこれまでで最もひどい人権侵害が行われている」として習近平政権を強く批判しました。
支援団体の招きで19日から日本を訪れている「世界ウイグル会議」の代表、ラビア・カーディル氏は20日、東京・千代田区で記者会見しました。
この中でラビア氏は最近の中国国内の状況について、「新疆ウイグル自治区ではウイグル族の若者が集まっただけで不当に拘束されたり、当局が発砲して殺害されたりしている」と指摘しました。
そのうえで、「習近平政権はウイグル族が信仰するイスラム教や文化を規制しており、これまでで最もひどい人権侵害が行われている」と述べて、中国の少数民族に対する政策を強く批判しました。
中国政府は、ラビア氏が新疆ウイグル自治区を中国から分離独立させようと扇動しているとして名指しで非難しており、ラビア氏の入国を認めた日本政府に対する反発が予想されます。


以上はラビア・カーディル(Rabiye Qadir)総裁来日に関する各メディアによる記事であるが、ここでNHKのある特徴を指摘しておきたい。

中国共産党が「祖国分裂主義者」「テロリスト」と名指し、批判する人物にはチベットの14世ダライ・ラマ法王、台灣の李登輝元総統そしてこの度のラビア・カーディル
総裁らがいるが、今回当然な事であるが日本政府はラビア・カーディル総裁に対し査証を発給している。そしてNHKであるが彼等の日本入国を報道する際に必ず次の様な文言を記す。

「中国政府は、ラビア氏が新疆ウイグル自治区を中国から分離独立させようと扇動しているとして名指しで非難しており、ラビア氏の入国を認めた日本政府に対する反発が予想されます」

ここでNHKは産経や朝日ですら言わない事を客観記事を装いながら語るのである。ダライ・ラマ法王来日の際には、上文のラビア氏をダライ・ラマ法王、「新疆ウイグル」をチベットと置き換えているのである。

(A)「
中国政府は、ラビア氏が新疆ウイグル自治区を中国から分離独立させようと扇動しているとして名指しで非難
(B)「日本政府に対する反発が予想されます」


(A)においてはわざわざ中国共産党政府の主張を語り、(B)では中国共産党が何も言う前から中国の出方を忖度する訳である。

公共報道機関としていかにもあざとい態度である。
日本の報道機関であるならば中国の日本に対する度重なる内政干渉の数々こそをNHKスペシャルで特集を組むべきではないか。
NHKの中国に対する事大主義的態度は目を覆う者が有る。


NHK会長は訪中すると公賓待遇を受ける。又CCTV(中国中央電視台)日本支局がNHK渋谷放送センター内に所在する事とNHKが常に中国共産党に対して一歩引いた報道うをする事は決して無関係ではない。何らかの干渉が有るか、もしくは配慮が働いている。

今後も独裁国家中国の提灯持ちに勤しむNHKに対しては国民による監視が必要である。

なお14世ダライ・ラマ法王は平成元年(1989)ノーベル平和賞受賞、ラビア・カーディル世界ウイグル会議総裁は過去にノーベル平和賞受賞候補者となっており、李登輝元総統は国民党一党独裁下台灣民主化の推進者である。彼等は中国が主張する「テロリスト」と真逆の人物である事は言うまでもない。

またラビア・カーディル総裁は昨年東京都による尖閣諸島購入の募金「東京都尖閣諸島寄附金」の呼びかけに対して10万円を寄付している。(2012/5/18、産経新聞報道による)


ラビア・カーディル世界ウイグル会議総の来日は、昨年(2012年)5月に東京で開催された世界ウイグル大会に出席して以来。
今回のラビア・カーディル総裁は6/21~6/29迄の間、東京、札幌、大阪、名古屋、那覇を講演の為訪問する。それらの活動詳細については下記を御参照の事。

○世界ウイグル会議 ラビア・カーディル(Rabiye Qadir)総裁来日(6/21~29)
http://ilha-formosa.org/?p=27412

【追記】
イリハム・マハムティ(Ilham Mahmut)日本ウイグル協会会長によると

「今日(6/21)ラビヤ カーディル総裁が札幌で講演会行うことを知った中国大使館が大阪領事館の副総領事クンドズ ユスフを札幌に派遣して札幌在住のウイグル人たちを強制的に集めてバーベキューやったそうです、汚い国の汚いやりかたのもう一つの証拠です」
とのこと。


【記録】「大阪フリー・チベットデモ行進(Free Tibet demonstration in Osaka)」【3/9実施分】

2013-03-10
このエントリーをはてなブックマークに追加

.
__________________________________________________________________

 
 

今回の「大阪フリー・チベットデモ行進」を主催された佐藤陽太氏主催のCP&JAPAN(China Problems and Japan)による報告は以下のサイトを参照のこと。コール(主張)や主張の内容などが掲載されている。

CP&JAPAN:http://cpandjapan.sakura.ne.jp/

佐藤陽太氏は政治学者・殿岡昭郎先生に個人的に師事され、チベット、ウイグル、南モンゴルなど中国の少数民族支援運動に共鳴、活動を始めたという情熱漢。その一方で論理的思考の持ち主であることが話をするとすぐに判る理知的な青年である。それもそのはず、彼自身の口からは決して語られることはないが佐藤氏は東京大学を卒業した若き秀英である。

彼自身「文系・理系、右・左など対立的なものの協力に関心を持つ」とのことで、これまで幾度も活動で御一緒しているが、さっぱりした雰囲気の好人物。情念めいたイデオロギー(教条主義)とは無縁の青年なのだろうと思っている。

モンゴル自由連盟党・ダイチン幹事長、台湾研究フォーラム会員、日本李登輝友の会会員らと

また参加者を代表し挨拶をされた方には、殿岡昭郎先生(中国民族問題研究会代表)、モンゴル自由連盟党のダイチン幹事長、今西えいじ元兵庫県議会議員、長谷川とおる元兵庫県議会議員がおられる。

長谷川とおる氏に関して私は全く無知であるが、昨年3/10の殿岡事務所・中国民族問題研究会主催による「ラサ蜂起記念チベット支援デモ」で挨拶をされた長谷川氏の反骨精神を感じさせる挨拶は不思議に心に残っている。この日の長谷川さんもエネルギッシュに動き回っておられた。

御堂筋の歩行者に対してチベット問題を訴える事はなかなか難しい。多くの日本人は突如出現したデモ隊に対して奇異な視線を送っている。逆に関心を持ってデモ隊の写真を熱心に撮影し声援を送るのは圧倒的少数派である欧米人(観光客)である。ここに日本に於けるチベット問題の情報不足、それによる無関心さが露呈するのである。その対策としてデモ隊の横ではチラシ配布要員をもってまずは周知活動をも行っているのである。出発時にざっと参加者数を数えると65名~。また旧民社党(民主党ではない)関係者の毎度の参加には注目すべき様に思う。

【参考動画】
Why are we silence,when Tibet need our voices
(なぜ私達は沈黙しているのだ。チベットが我々の声を必要としている時に)

登場順にR・ギア、スティング、H・フォード、アダム・ヨーク、ゴールディ・ホーン、アラニス・モリセット、ジュリア・ロバーツ。チベットでの人権侵害を告発するため世界人権宣言を読み上げている。

『Kundun(クンドゥン)』のマーティン・スコセッシ監督、「独立、チベット、チベット、旗を掲げよう」と上海で“チベット独立宣言”を行った音楽家のBjörk 、ダライ・ラマ法王の報道官役をも務め、映画『Red Corner』に出演した俳優リチャード・ギア氏。チベットでの人権侵害行為を米国議会公聴会で告発したハリソン・フォード氏などは中国への入国禁止を通告されたメンバーの一員である。

日本の著名人では中国との友好な間柄を誇示する不思議な文化人がいるが、このような真に名誉な逸話を持つ人物というのは殆ど聞こえてこない。
_____________________________________________________________________

「大阪フリーチベットデモ行進(Free Tibet demonstration in Osaka)」(1)

「大阪フリーチベットデモ行進(Free Tibet demonstration in Osaka)」(2)

「大阪フリーチベットデモ行進(Free Tibet demonstration in Osaka)」(3)

「大阪フリーチベットデモ行進(Free Tibet demonstration in Osaka)」(4)

「大阪フリーチベットデモ行進(Free Tibet demonstration in Osaka)」(5)

「大阪フリーチベットデモ行進(Free Tibet demonstration in Osaka)」(6)

【気象】大阪市:快晴/気温12時 20度/湿度56%[日の出6:17/日の入18:01]
___________________________________________________________________

【情報拡散 協力】「大阪フリーチベットデモ行進」【3/9(土)】

2013-03-04
このエントリーをはてなブックマークに追加

.
_________________________________________________________________________

ラサ蜂起記念にあわせ、3月9日に「大阪フリーチベットデモ行進」を行います。
ぜひご参加ください。

平成二十五年三月九日(土) 大阪市西区 新町北公園 集合
●十二時半 受付開始 ●十三時 集会開始
●十四時 デモ出発 ●難波駅周辺で解散

【詳細・引用元】
CP&JAPAN -China Problems and Japan  _________________________________________________________________________

≪昨年の記録≫
【H24/3/10】ラサ蜂起記念チベット支援デモ in 大阪【FREE TIBET in OSAKA JAPAN】
http://ilha-formosa.org/?p=15531

≪関連≫
【2012/3/10 Save Tibet】チベット平和祈念行脚 大阪【Japanese Buddhist monk】
http://ilha-formosa.org/?p=15583
__________________________________________________________________________

ヤロワ・スタジアムの日章旗(The rising‐sun flag at Yalova stadium)

2013-02-27
このエントリーをはてなブックマークに追加


 

2005年(平成17)7月、トルコ最大の都市イスタンブールから南方へ海路一時間程に位置するヤロワ県(Yalova/「ヤロヴァ」表記も)でトルコ政府主催による「トルコ諸民族文化祭」が開かれた。この文化祭の意義とは世界中のトルコ系諸民族を集め、彼らの母国を自認するトルコが、世界中のトルコ系諸民族のアイデンティティを確認するためのものである。

ここでの「トルコ」とは小アジアに位置するトルコ共和国のみを意味せず、小アジア~バルカン半島~カフカス~中央アジア~モンゴル~シベリアに至る広大な地域に住むトルコ系の諸民族を指す。この地にはカザフ人、アゼルバイジャン人、キルギス人、タタール人、トルクメニスタン人といったトルコ系諸民族が居住しており、この文化祭にはこれらの地域からトルコ系諸民族が招待された。

そのなかには東トルキスタン(中国新疆ウイグル自治区)に住むトルコ系民族のウイグル人も含まれていたが、問題はウイグル人側の主催が東トルキスタン亡命政府であったことである。

東トルキスタン亡命政府首脳のトルコ入国計画を察知した中国は、すぐに駐トルコ中国大使館を通じてトルコ政府とヤロワ県に対して東トルキスタン亡命政府メンバーのトルコ入国を拒否させるべく圧力をかけた。これに対してトルコ政府やヤロワ県は当然反発したが、中国の態度は強硬なものとなり、最後には「トルコ政府が東トルキスタン亡命政府を招待すれば、中国はクルディスタン労働者党に対する援助を行い、トルコ領内でのクルド独立運動を支援する」と脅迫したという。

結局、トルコ政府は中国の要求を一部受け入れたようで、文化祭へのウイグル人の参加は許されはしたものの東トルキスタン亡命政府のアンワル首相はトルコ入国を拒否される。また中国の圧力に対する妥協として東トルキスタン旗(キョック・バイラック)の会場内外での掲揚は自粛との暗黙の諒解があったそうである。民族の母国トルコに於いてまでも中国共産党政府の圧力を受け、屈辱を受けなければならなかったウイグル人の気持ちはいかばかりであっただろうか。

しかし話はこれで終わらない。

このトルコ諸民族文化祭にはある一群が参加していた。彼等十名は宿泊先のホテルからメイン会場のスタジアムまでの間、東トルキスタン旗(キョック・バイラック)、トルコ国旗などを掲揚しながら行進をした。堂々と。中国政府から圧力が加わっていることを知っていた沿道のトルコ国民は大いに驚きそして喜んだ。皆この見慣れぬ民族衣装の一団に喝采を送った。

「Japon(ヤポン)!Japon(ヤポン)!」

トルコ人で日章旗を知らぬ者はいない。
キョック・バイラック、トルコ国旗とともに大きな日の丸が風になびいている。スタジアムに到着した和服姿の一行は、主催者や警察官らからトルコ国旗以外の旗を降ろすよう告げられたものの、それがかえってスタジアム全体の注目を集めることとなった。大観衆からの熱烈な声援と謝意を表す口笛と拍手が鳴り止まなかったという。

中国の脅しの前、失意にあったウイグル人を日本人が共感をもって励ました瞬間であった。


Japonlardan destek(日本人が支援に)

ヤロワ・スタジアム事件を伝える現地新聞。キョック・バイラック、日の丸、そして内モンゴル人民党旗もみえる。
.


 

〇ヤロワのこの一件については中国民族問題研究会発行『中国事情-民族問題研究-(中国民族問題研究)』第六号(2005)所収P24~28「ヤロワ・スタジアムの日章旗」が原典である。著者で政治学者である殿岡昭郎氏はヤロワ県で羽織袴姿でキョック・バイラックを捧持していた御本人でもある。そして本項は「ヤロワ・スタジアムの日章旗」を読んだ筆者が紹介のため略述したもの。『中国民族問題研究』第六号には、なぜ殿岡昭郎氏一行が東トルキスタン旗を堂々と掲げるに至ったかについての説明がなされている。表題もそのままお借りした。

〇現在、トルコ政府は中国との関係悪化を避けるため、概してウイグル人のおかれた境遇に冷淡な態度を取らざるおえないという。だがトルコの国民レベルではウイグル人に対する同情の気持ちが非常に強い。ムスリムとして、何より同じチュルク系民族としてウイグル人を同胞としてとらえているのである。そのためトルコでは活発にトルコ国旗とキョック・バイラックを掲げた東トルキスタン支援の集会やデモ行進が行われている。

〇「中国民族問題研究」の入手方法については次のサイトを参照
「中国の少数民族は東アジア問題解決の起爆剤」をモットーに、中国の少数民族に関する記事・ 論文を掲載しています。チベット・ウイグル・内モンゴルの人々の手による記事も多く掲載してきました。 購買拡大にご協力ください」とのこと。
http://uygur.fc2web.com/uygur17.html

.


【情報】台湾旗(台湾独立旗)の入手方法について

2013-01-20
このエントリーをはてなブックマークに追加

.


台湾独立旗

 

「緑の台湾の旗(=台灣旗、台湾独立旗とも)はどこで入手出来ますか?」

これは過去に台湾関係の活動を行っている時、参加された方から幾度となく受けた質問です。
台湾では台湾独立運動の場面で広く使用されているものの、残念ながら台湾旗はNational Flagではありません。チベットや東トルキスタン(ウイグル)の旗と同様にPrivate Flagに分類されるものです。そのため一般には販売されておりませんでした(それでもチベット「雪山獅子」』やウイグルの「キョック・バイラック(青旗の意)」は国内外で流通していた)。日本では以前に台湾独立系団体により無償頒布されていたそうですが、現在まで長らく入手が困難となっていました。そのため大阪、東京その他の地域においても希望者に台湾旗が行き届かないという無念な状況が続いていました。

現在日本で(緑の)台湾旗は「トスパ世界の国旗販売ショップ 」でお馴染みの東京製旗株式会社で「世界の国旗シリーズ 台湾旗(緑の台湾島)」として製造販売されています。東京製旗社に照会すると昨年夏頃に販売開始ということ。新製品と言ってよいでしょう。なお同社では中国共産党により併合されたチベット、東トルキスタン、南モンゴルそれぞれの旗もありサイズも豊富。

最も一般的に使用されているサイズである「90×135cm」が5,700円(税込)。その他のサイズも揃えておりすべて日本製とあり素材は全てテトロン。テトロンは「 サラッとした爽やかな風合いで人気があり、繊維に強度があり耐久性に優れており、シワになりづらく、軽く風によくなびき、吸水性が低いので雨に濡れても乾きが早い(同社ホームページより)」という特長があるそうです。


台湾旗」の詳細は、東京製旗株式会社『トスパ世界の国旗販売ショップ』HPで御確認を
http://tospa.shop-pro.jp/?mode=srh&cid=&keyword=%C2%E6%CF%D1%B4%FA&x=12&y=11


ひと目で「台湾の旗」と判別でき、爽やかでひときわ美しいこの旗は2001年に開催された第一回世界台灣人大會(World Taiwanese Congress;WTC)にあわせて大会旗として制定されました。将来、台湾が独立を果たした際の台湾国国旗の候補のひとつとなっており姚 嘉文(ヨウ カブン)元民進党主席がカナダ国旗を参考にしてデザインしたもの。以前、来阪された姚嘉文元主席に直接確認をしたところ「私が考案したものですよ」と仰られておられました。同じ会場には黄昭堂台灣獨立建国聯盟主席の姿も。

現在、台湾は二期五年目となる馬英九中国国民党政権下であり台湾独立運動はやや以前の覇気を失い退潮ぎみに思える。台湾と人的、文化的そして歴史的に非常に近い日本は台独運動の重要な発信地のひとつでもあります。この美麗な旗が日本国内に広く流通し、台湾を応援する方々がひとりでも多くこの旗を掲げ台湾独立の気運を高めるための運動に参加、活動されることを願っています。


(左)姚嘉文 元考試院長、元民進党主席 (右)故 黄昭堂 台灣独立建國聯盟主席

平成22年(2010)3月6日、於 日本李登輝友の会大阪府支部 設立記念講演会


〇東京製旗株式会社 HP
http://tospa.shop-pro.jp/?pid=41791965


[チベット旗/(雪山獅子旗)]


[東トルキスタン旗/(キョック・バイラック,青天星月旗)]


[南モンゴル旗/(内モンゴル人民党旗)]

〇世界台灣人大會 HP(World Taiwanese Congress;WTC)」
http://www.worldtaiwanesecongress.org/index.htm



2010/12/5 in 神戸三宮

« Older Entries
Newer Entries »
河内長野市商工会青年部オフィシャルサイト